« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »

2008年12月31日 (水)

派遣労働者や期間工の契約打ち切り

自動車産業などのメーカーが、派遣労働者や期間工の契約を打ち切りはじめた。ダントツのトヨタを例に検討してみる。

2003年度2004年度2005年度2006年度2007年度2008年度
1兆6,668 1兆6,721 1兆8,783 2兆2,386 2兆2,703 ▲1,500
トヨタ自動車の営業利益
*1. 単位は億円 *2. 2008年度は見込み

03年度04年度05年度06年度07年度08年度
8兆3,262 9兆3,321 10兆4,597 11兆7,647 12兆4,085 12兆6,658
トヨタ自動車の利益剰余金 (配当・税引き後の内部留保額)
*1. 単位は億円 *2. 2008年度は9月末現在

トヨタは今春9千人いた期間従業員を来年3月末までに3千人に減らすそうだ。6千人が失業するが、一人当たりの人件費を、派遣会社などの中間業者への支払いも加味して、年間5百万円と見積もると、合計年間3百億円になる。

これほどのの営業利益を挙げ、内部留保が12兆6,658億円もある企業が、たかだか年間3百億円を節約するために、6千人もの首を切ろうとしている。しかしトヨタが悪いわけではない。企業としては1円でも節約したいのが経済法則というものだ。では、誰が悪いのか。

戦後、企業や官公庁に労働組合が結成された。利益追求だけを進める企業の動きを抑制し、憲法で保障された労働者の権利を擁護するために、法整備がすすんだ。社会福祉の動きも活発化し、いわゆるセーフティネットも充実した。

それが今や、国際競争力の強化という錦の御旗のもとに、労働組合は弱体化され、企業活動の規制は撤廃されて、「なんでもあり」 の時代になった。特に、非正規労働者を労働力の調節弁とする手法に問題がある。

規制緩和が生み出した、あやしげな金融工学がアメリカを空前絶後の不況に導いた。競争力強化という水戸黄門の印籠が、規制を撤廃させ、企業にやりたい放題をさせている。その結果が、今の日本の不況を生んでいる。

もはや道徳が人を規制する時代ではない。刑法があるから、殺人や強盗が抑止できている。法律がなければ、人はなにをするか判らない。規制を撤廃して、企業に好き放題をさせて、それで競争力が上がっても、国民が疲弊してしまっては、なんにもならない。節度ある企業の経済活動には規制が欠かせない。

| | コメント (0)

2008年12月30日 (火)

シンテッポウユリ

8月31日に書いたタカサゴユリとシンテッポウユリとの続きになる。当家のシンテッポウユリの花が終わってしまった後も、そう思って辺りのグリーンベルトを見回すと、あちらに1株、こちらに1株と、同じ白い百合が咲いていた。庭に咲いたアジサイの間にもひょろっと1株生えている。こちらは多分、来夏に開花するだろう。

080827takasagoyuri 080905takasagoyuri
8月27日 9月5日
この写真をクリックすると、大きな画像になります

みんな空中散布された種子が発芽したもののようだ。成長も速いが、繁殖力がやたらと旺盛なようだ。少子高齢化の時代に羨ましい限りといえる。しかし、人間と違って、病院や薬の無い野生生物の世界では、これぐらいの繁殖力がなければ、絶滅危惧種としてレッドデータブックに載ってしまうのだろう。

080926takasagoyuri 081022takasagoyuri
9月26日 10月22日
この写真をクリックすると、大きな画像になります

シンテッポウユリはテッポウユリとタカサゴユリとの交配種だが、出荷用に栽培しておいでの農家もある。神戸市だと北区淡河 (オウゴ) 町は県内最大の産地で、全国の市場に出荷し、高級ブランドとして定着している。花が上向きに咲く 「ミスオーゴ」、直径約20センチと、大輪の花を付ける 「プリンセスオーゴ」 などがある。

081227takasagoyuri01 081227takasagoyuri02
12月27日。この写真をクリックすると、大きな画像になります

しかし、そのシンテッポウユリとタカサゴユリやテッポウユリとの自然交雑種があるし、シンテッポウユリ同士の交雑種もあるので、品種の特定は難しそうだ。この辺りに生えているシンテッポウユリは花径も小さく、やや下向きに咲いているが、薫りだけは一人前のユリといえる。

081228takasagoyuri01 081228takasagoyuri02
12月28日。この写真をクリックすると、大きな画像になります

自家受粉か他家受粉か定かでないが、咲いた花は全部が受粉したようで、結実している。凄い繁殖力で、びっくりさせられた。種子の入った鞘を見てみると、網目が見える。この網目に息を吹きかけると、中の種子が風圧を受けて飛び出した。風の強い日は、こうして飛び出して、風に乗って散布されるのだろう。

| | コメント (0)

2008年12月28日 (日)

神戸市の介護予防基本チェックリスト

神戸市保健福祉局 高齢福祉部 介護保険課 地域包括支援係 から、「介護予防基本チェックリスト」 というものが送られてきた。65才以上で介護保険の認定を受けていない全市民を対象に、介護や支援が必要になるかどうかを、早期確認するためだそうだ。

返送された回答によって、介護や支援が必要となるおそれのある市民には、生活機能評価の健診を受けるために、後日、受診券が送られる。この受診券があると、指定医療機関や集団検診場で、心電図や貧血検査などを無料で受けることができる。その結果によって、介護予防サービスを利用できる。

081213kaigoyobou
この写真をクリックすると、大きな画像になります

チェックリストは、

  1. バスや電車で、1人で外出していますか
  2. 階段を手すりや壁をつたわらずに昇っていますか
  3. 6ヶ月間で2~3Kg以上の体重減少がありましたか
  4. お茶や汁物等でむせることがありますか
  5. 週に1回以上は外出していますか
  6. 今日が何月何日かわからない時がありますか
  7. (ここ2週間) 自分が役に立つ人間だと思えない
など26項目に、「はい」、「いいえ」 で答える形式になっている。

身長と体重で、いわゆるメタボかどうかを調べるBMIが18.5未満かどうか、という設問もあった。回答の評価が、18.5未満だったり、体重が減少傾向にあったりすると、要介護に近づいているようになっていた。

BMIは18.5未満が 「やせ」 で、18.5~25未満が 「標準」 とされているので、やせすぎもよくないということだろう。われわれ夫婦は、BMIが24だし、その他の項目でも 「介護・支援が必要となるおそれ」 がないので、まずはご同慶の至りということで、かるく祝杯を挙げた。メデタシ、メデタシ。

| | コメント (0)

2008年12月26日 (金)

27年ぶりの沖縄 2

081129gyokusendou01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

おきなわワールドもコースに入っていた。鍾乳洞の玉泉洞は、山口県の秋芳洞を知っているだけに、おもしろくなかった。ただ最後に地上へ出る所で、長~いエスカレータがあったので助かった。

081129eisaa03
この写真をクリックすると、大きな画像になります

玉泉洞を出た所から、地上を歩いて戻るようになっており、途中には飲食店と土産物店が並んでいる。ハブとマングースの死闘ショーのコーナがあって、以前は同じ檻に入れて形ばかりの戦いを見せてくれたが、今回は、動物愛護とかで、いろいろな蛇を見せてくれただけだった。

081129eisaa04
この写真をクリックすると、大きな画像になります

感動したのは、エイサーの踊りだった。本来は盆踊りの一種だが、ここでは連日公演している。若い男女が太鼓を叩き声を張り上げる。凄い迫力で最後まで席を立てなかった。獅子舞や、太鼓を持ったまま回転しながらジャンプする荒技は、素晴らしかった。終わった後、見ていると、休憩中は全員が練習していた。

081129eisaa07
この写真をクリックすると、大きな画像になります

その夜はリザンシーパークホテルに泊まったが、夜にエイサーのショウがあるとのことでまた見に行った。昼間に凄い迫力を見せてもらっているので、こちらの狭いステージでは、大したこともないだろうと、たかを食っていたら、何と昼間に見た二人の女性だった。当然素晴らしいパフォーマンスで、最後までおつき合いさせられた。

081129eisaa06
この写真をクリックすると、大きな画像になります

| | コメント (0)

2008年12月24日 (水)

英語の授業は英語で!

文部科学省は12月22日、2013年度の新入生から実施する高校の学習指導要領の改訂案を発表した。「英語の授業は英語で行うのが基本」 と明記し、教える英単語数も1300語から1800語に4割増とする。「使えない英語」 から 「使える英語」 へ転換するそうだ。

敗戦の年だったので、中1の1学期には英語の授業がなかった。敵性語は徹底的に排除され、日本語だけの世界だった。その後の2年半と高校3年間、浪人1年、大学で2年間、合計8年半ほど英語を勉強したが、全く使えない。

海外勤務もなかったし、英語を必要としなかった。英語が判からなくて不便だと思ったことがない。しいて言えば、吹き替えでなく字幕の付いたアメリカ映画を見る時に、英語が判れば字幕を見なくて済むのに、と思ったことぐらいだろう。

今の英語授業がどんなものか、見当も付かないが、文法や単語、文節の意味などを、教科書に沿って教えているのだろう。高校の先生方はこれを英語でできるのだろうか。もしできたとしても、聞かされる生徒は理解できるだろうか。それに、米語と英語とは違うはずだが、その辺りはどうなるのだろう。

生徒は英語で質問しなければならず、先生も英語で答えることになる。考える時は日本語で、それを頭の中で英訳して話すようなことではダメだろう。思考そのものが英語でないといけないのだが、日常生活が日本語の中で、授業中だけ英語に頭を切り換えるなんてできるだろうか。

途上国などでは、英語が準公用語になっていて、教育も英語で教えているところが少なくない。しかし、インドや香港とは違って、日本は途上国でもなければ、アメリカの植民地でもない。日常会話に英語は必要ないし、職探しも英語は必須の条件でない。なぜ英語が使えないと困るのか理解できない。

そんなことより、今の日本人には英語が必要だ、という国是を、ここら辺りで再検討した方がよいのではなかろうか。最近のカタカナ英語には辟易させられるが、なにもわざわざ英語に置き換えて表現する必要があるのだろうか。テレビはテレビで結構だが、イノベーション Innovation などは、刷新とか改革で充分ではないか。

| | コメント (0)

2008年12月22日 (月)

コードレス ソフト電気湯たんぽ HOT湯

行きつけの散髪屋さんで、いつものように椅子に座った。すると、寒がりだとお聞きしていますので、といいながら、湯たんぽぐらいの大きさで、グニャグニャしたものを、膝の上に載せてくれた。ホカホカと暖かく、快適な散髪になった。

081216hotyutanpo04_2
保温袋。 この写真をクリックすると、大きな画像になります

すっかり気に入って、どこで売ってますか、お入り用ならお取り寄せできますよ、じゃあお願いします。といったやりとりがあって、数日後、入りました、との電話を受けて、頂きに上がった。

081216hotyutanpo05
中央上部のハート型が充電コンセント。クリックで写真拡大

箱を見ると、コードレス ソフト電気湯たんぽHOT湯 TAN-321と書いてある。弱塩化ナトリウム水溶液を蓄熱剤の主成分にした蓄熱液充電方式の湯たんぽだった。20分の充電で6時間暖かいとのこと。ポリエステルで作られ、手触りがよいふわふわの柔らかい保温袋に入れて使う。

081216hotyutanpo03
この写真をクリックすると、大きな画像になります

MADE IN CHAINA と印刷され、京都府福知山市に本社のある谷村実業株式会社の名前が見える。谷村実業は商社で、「最近は中国より直輸入の当社オリジナル商品の開発、販売に注力しており、まだ日本で見かけない商品を直輸入し」 ている、とか。

081216hotyutanpo01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

すぐに充電して、家内と交互に使っている。良いものを紹介してもらったものだ。使用説明書によると、押しつけたり落としたりしないで欲しい、耐加圧重量は50Kgで体重をかけたり踏みつけたりしないように、とある。

081216hotyutanpo02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

椅子に座って、膝に置くのが理想のようだが、足下に転がしておいて足先を暖めたりもしている。寝る時は電気毛布を使っているが、代わりにこちらを使ってみようとも思っている。ともかく寒い季節、手が離せなくなりそうで、家内と二人、各自専用にもう一つ買おうかな、などと思案している。

| | コメント (0)

2008年12月19日 (金)

27年ぶりの沖縄 1

仕事先の仲間9人で、沖縄に2泊3日の旅をしてきた。前回は、1981年8月のことなので、27年ぶりになるが、2006 年 5 月 10 日の沖縄 その一で書いたように、現地支店長が案内してくれた。今回は、若いメンバーがコースの策定や予約などで頑張ってくれた。

ひめゆりの塔は前回も行ったところだが、これだけは欠かせないと、今回も予定に組み込まれていた。ここもかなり変化していて、ひめゆり平和祈念資料館が 1989 年 6 月 23 日に開館されていた。何もなかった所に大型バスも数多く収容できる広大な無料駐車場と、何軒も軒を並べた土産物店が印象的だった。

081129himeyuri
この写真をクリックすると、大きな画像になります

前回もそうだったが、ここに来ると今までの浮わついた観光気分がすっかり消え失せて、厳粛な、しかも悲しい、なんともいえないものが胸にこみ上げてくる。折しも修学旅行とおぼしき高校生の集団が、館内の資料を見ながら一生懸命にメモをとっていた。これを見て、ああ日本の将来は心配ないんだ、と感じた。

国営沖縄記念公園の 「海洋博公園」 にも行ってきた。1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会を記念して、翌1976年8月、博覧会跡地に設置された国営の公園で、やたらと広い。中を巡回バスが走っている。時間の都合で、沖縄美ら (ちゅら) 海水族館とイルカショウ、マナティー館だけを見た。残念ながら 「首里城公園」 へは行けなかった。

081129kaiyouhaku01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

水族館は7500トンもある世界最大の巨大水槽で有名だが、継ぎ目のない高さ8.2m幅22.5mの世界一のアクリルパネル製水槽は、まるで海中にいるように感じさせた。オキちゃん劇場では、イルカたちがダイナミックなジャンプやかわいいダンスを披露して楽しませてくれた。

081130kaiyoukouen02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

マナティー館は人魚伝説のモデルとなったマナティーを飼育展示している。1978年と1997年とに、メキシコ政府から寄贈されたものだそうで、2頭が広い水槽の中を泳いでいた。人間よりも大きいが、とても愛らしくて、見飽きぬ眺めだった。

| | コメント (0)

2008年12月16日 (火)

浦鮨 神戸空港店

神戸空港ターミナルビルの4階にある浦鮨でお昼を食べた。下からだと3回もエレベータを乗り継ぎ、風の強い屋上を少し歩いたところに、一軒だけポツンとある。通りがかりの人が入ってくるようなことはあり得ない。連れて行ってもらったから入れたが、もう一度一人で行くとなると全く自信がない。

落ち着いた構えの店で、中はカウンター席と個室になったテーブル席とがあり、かなり広い。個室は空港の滑走路側なので飛行機が良く見えるし、夜のカウンターに座ると、空港の最上階から見る神戸の夜景が素晴らしそうだ。次回は夜景を楽しみながら一杯傾けたいものだ。

この雰囲気でメニュに 「時価」 などとあれば、困ってしまうが、昼の料理はおおむね2~3千円ぐらい。ビール片手にちらし寿司をたべて、3千5百円ほどだった。何となく注文したちらし寿司だったが、ネタが、多すぎるぐらいたっぷりだった。しかもスタッフの接客も丁寧で、好感が持てる。

081128urazusi
この写真をクリックすると、大きな画像になります

上に載っているネタをつまみながらビールを飲んで、飲み終わって、さあ食べようという時に、まだまだネタが残っていて、これでようやく他の店のちらし並になっていた。ネタが並べてあるのではなく、ほとんど重ねておいてある。明石浦漁港の昼網天然活魚料理ということで、新鮮で豊富なネタ、これなら決して高くはない。

ただ残念だったのは、店内禁煙で、食後、とりわけお酒を飲んだ後などは、どうしても一服したくなる。個室ぐらいは吸煙装置でも設置して、おタバコもご自由に、といって欲しいものだが、まだそんな店に行きあったことがない。

空港ビル内には喫煙室というのが用意されているが、なんか殺風景でせからしく、もの悲しい気分にさせられる。本来、ゆったりとくつろいで、ホットする喫煙なのに、まるでトイレには行って、せかせかと用を足してるような、そんな雰囲気がある。

| | コメント (0)

2008年12月14日 (日)

喫煙権も守られるべきだ

先の与党税制改正大綱では、嫌煙団体が大いに期待していたタバコ税引き上げは見送られたらしい。本来、自動車関連税は道路整備や排ガス規制など、自動車に関係のある部門に使われるべきだ。同様にタバコ税も喫煙者のための施設や設備などと、非喫煙者への配慮やクリーン活動の費用として使うべきではないだろうか。

所が現実は、旧国鉄の借金や国有林野事業特別会計の債務などに一部が充当されたが、基本的に、何に使ってもよい 「一般財源」 となっている。なにに使われたのか定かでない。駅や公共施設の喫煙室造りなどに使われるのであれば納得できる。

しかし現実は、喫煙できる場所が減少の一途をたどっている。いつまでも犯罪者みたいに、片隅で小さくちじこまっていても仕方がない。喫煙者も団体を作って、政治献金をしたり、議員を送り込んだりしたらどうだろう。喫煙者のささやかな喫煙権も擁護されるべきだ。

駅や長距離列車をはじめ、全ての公共施設には立派な喫煙室を設置しよう。今のような無機質的で貧乏たらしいのではなく、おしぼりやドリンクサービスの付いた豪華なものがいい。喫煙室のない飲食店などは許可しない。徹底した分煙にすれば、嫌煙権擁護者たちも文句はないはずだ。

なにもくわえタバコのまま、デパ地下をうろつきたい、などといっているわけではない。快適にたばこが吸える部屋が欲しいだけだ。タバコ税を使えばわけはないだろう。JTも変な広告なんか止めて、この方に資金を投入したらどうだろう。

| | コメント (0)

2008年12月13日 (土)

与党税制改正大綱

自民・公明両党は昨夜、2009年度の与党税制改正大綱を決定した。麻生総理が 「3年後には消費税率を引き上げる」 といっていたが、「3年後」 は無視され、引き上げ時期は明記されないこととなった。しかし、いずれ引き上げるだろうが、食料品などの生活必需品と贅沢品とで格差を設けて欲しい。

住宅投資減税の引き上げは結構なことだ。しかし、景気低迷で、将来不安が大きく、貸し渋る銀行の口をこじ開けてまでローンを組んで、住宅取得に向かう人たちがどれだけ存在するのか疑問だ。一部のお金持ちだけがいい目を見そうな気がする。

中小企業の法人税率引き下げはありがたい。私は中小というよりも零細企業で働いているので、たとええ2年間だけでも、4%は助かる。しかし、この不況で、70%近くの中小・零細企業が赤字とかで、彼らはこの恩恵に浴さない。それどころか、倒産がもっと増えそうだ。

自動車税については、燃費性能のよい車は税率を引き下げるが、新車登録後13年を経過した車は逆に引き上げる。不景気なので自動車の買い換えを逡巡していた層に対するアメとムチ政策ではないか。苦しくて買い換えできない国民は納税額が増えるだけだ。

| | コメント (0)

2008年12月12日 (金)

「カメラ故障、買い換え」後日談

R10を買ったことだし、返送されてきたR4は修理していないので、次回 「燃えないゴミ」 の日にでも捨てようと思っていた。念のために梱包を開けてみると、なぜか鏡胴が引っ込んでいる。オヤ! と思って、シャッターを押してみると、ちゃんと作動して、撮影できた。

もちろん鏡胴は、電源のオン・オフに応じて出入りする。セルフタイマーやフラッシュ、望遠、接写、ピントなどなど、思いつく限りの機能を試してみたが、異状が見当たらない。つまりは、代引きの 1,575 円で修理できてしまった、ようだ。

Ricoh06
この写真をクリックすると、大きな画像になります

リコーでは、故障原因を調べるために、分解はしたはずだが修理はしていない。なのに治っている。こんなことなら、周章狼狽して、R10を買わなければよかった。勇み足というか、あわてん坊というか、この歳になっても治っていない。

1万円足せばバージョンアップしたR10が買える、にとらわれすぎて、結局3万円払っている。しかしものは考えようで、3万円払ってR4とR10とが買えたと思えばいいんだ、と納得することにした。

| | コメント (0)

2008年12月 9日 (火)

カメラ故障、買い換え

旅行中に落下させてカメラを壊してしまった。リコーの Caplio R4 で、2006年5月に買ったものだった。花や昆虫などの接写がしたかったので、1センチのマクロに引かれた。それに、28~200ミリ光学7.1倍ズームと、手ブレ補正も気に入った。そのレンズが出たままで、収納できなくなった。

Ricoh04
この写真をクリックすると、大きな画像になります

とりあえず修理を、と考えてリコーに電話してみた。翌日には、もうクロネコヤマトの送品用パッケージが到着した。レンズ鏡筒が出たままで、T字型になったカメラを、どうやって梱包すればいいのだろうと、悩んでいたが、さすがはリコー、うまい梱包材を考えたものだ。

Ricoh05
この写真をクリックすると、大きな画像になります

厚手のポリ袋にカメラを入れて、付属のストローで空気を吹き込む。ぱんぱんにふくらんでダウンジャケットみたいになったポリ袋が、中のカメラをしっかりと固定する。後は付属の段ボール箱に入れるだけ。これを使ってリコーに送付すると、翌々日には修理見積額を知らせる電話がかかってきた。修理が多いせいか、テキパキと効率よく進展して、気持ちがよい。

Ricoh02
空気を注入したところ、クリックで画像拡大

しかし修理代金は予想通り高くて、2万円ぐらいになる。今 Caplio R4 はどんどんバージョンアップが進み、今年9月5日発売のR10になっている。楽天を調べてみると、メーカー希望価格が 59,800 円 (税込) なのを、税込、送料別で 28,950 円で売っている。修理代に1万円ほど足すと、最新のR10が買える。

Ricoh01

で、修理はお断りした。送ったカメラは返送され、代引きで 1,575 円を払った。あと、R10は GetPlus という通販ショップから買った。\ 26,866 + 消費税 \1,343 + 代引き手数料 \800 = \29,009 だった。取り扱いが粗雑だったことを猛省して、以後はもっと丁重に使わせて頂こう。

Ricoh03

| | コメント (0)

2008年12月 7日 (日)

保険料の所得税控除

厚生年金以外に、僅かながら事業所得などがあるので、毎春に確定申告をしている。申告でバカにならないのに、社会保険料控除と生保などの控除がある。家内は年金だけの低所得なので、扶養親族として、彼女が払った社会保険料や生保も私の方で控除してきた。

これは、社会保険料控除について、
生計をともにする配偶者や家族が負担した場合、負担した人が社会保険料控除を使うことができる
というルールに基づいている。

しかし、これには続きがあって、
公的年金等から天引きされる保険料については、生計を一にする配偶者や家族の控除対象とならない
という理不尽なただし書きがある。

困ったことに。今年4月から始まった75歳以上が対象の後期高齢者医療制度で、支給された年金からは、健康保険料が天引きされるようになった。この天引きされた配偶者の健康保険料は、年金受給者本人以外の人が社会保険料控除をすることができない。今までの 「納付書による納付」 や 「口座自動振替」 だったら控除対象になっていた社会保険料分だけ増税となる。

この天引きには反発が強く、7月22日には、保険料納付の方法を年金からの天引きだけではなく、口座振替にするかどうか選択制とすることが閣議決定され、25日から施行され、一定の条件を満たした場合は、本人または配偶者ら世帯主の口座振替も認めるようになった。

そんな次第で、夫婦手を携えて区役所まで行ってきた。先ず銀行で、家内の健保料を口座振替するための依頼書を作り、それを提出した。手続きに時間がかかるので、12月分に間に合うかどうか判らない。来年2月分は間違いないと、のたまった。この分だけ今年は増税になるだろう。

実をいえば、この他に介護保険料も家内の年金から天引きされていて、社会保険料控除ができていない。当然、私の所得から社会保険料控除ができなければ、おかしいのだが、介護保険料の天引きについては、社会的な問題にもならず、放置されている。困ったものだ。

ところが、12月5日の朝日新聞 朝刊記事によると、介護保険料についても、健康保険料徴収方法との整合性から、口座振替徴収との選択制にすべきだという意向を、厚労省が自治体側に伝えた模様。当然のことながら、自治体側は猛反対している。システム改修費が160億円かかるそうだが、ぜひ実現して頂きたい。

| | コメント (0)

2008年12月 4日 (木)

神戸市の「歩きたばこ禁止条例」

神戸市では、平成 9 年 6 月 1 日に 「神戸市たばこの吸い殻および空き缶等の投げ捨て防止等に関する条例」 を制定し、市内全域でぽい捨てを禁止するとともに、特に市内22ヵ所を 「ぽい捨て防止重点区域 (重点区域) 」 に指定した。

さらに平成20年4月、同条例を全面改正し、「神戸市ぽい捨て及び路上喫煙の防止に関する条例 (歩きたばこ禁止条例) 」 を施行し、4月21日には三宮・元町周辺を「路上喫煙禁止地区」に指定した。土日祝日も含め、禁止地区を路上喫煙防止指導員が巡回し、路上喫煙をしている違反者に対し啓発指導を行うとともに、7月1日からは違反者に対し、1千円の過料を科すこととなった。

Photo
神戸市環境局地球環境課の写真、クリックで拡大

指定地域での歩きたばこを禁止したが、喫煙者のために禁止地区内に4箇所の喫煙場所を設けた。場所は

  • フラワーロード・そごう前 - 大型灰皿1基
  • フラワーロード・マルイ前 - 大型灰皿3基
  • 三宮中央通り生田筋交差点南東側 - 大型灰皿2基
  • JR元町駅南口広場 - 大型灰皿3基

まあ、ヒステリックに嫌煙、禁煙を叫んでいる欧米先進 (?) 諸国に比べれば、この程度なら我慢できる。禁止地区にはなるべく近寄らないようにして、喫煙OKの屋根の下を探して、紫煙を楽しめばよい。今年2月8日の栃木県まで行ってきた 1では閉口した。もう少しの寿命だから、何とかそれまで保ってもらいたい。

| | コメント (0)

2008年12月 1日 (月)

ミセバヤ その2

11月9日のミセバヤで、「ミセバヤ」 とは古語で、「見せたい」 を意味する、と書いた。「見せばや」 ですぐに思い出すのは、

小倉百人一首第90番 殷富門院大輔 (いんぷもんいん の たいふ ) の

見せばやな 雄島 (おじま) のあまの袖だにも 濡れにぞ濡れし 色はかわらず

081114hyakuninishu03
この写真をクリックすると、大きな画像になります

だろう。意味は、

(涙で色が変わってしまった) 私の袖を、つれないあなたに見て欲しい。毎日、波しぶきに濡れている、松島の雄島の漁夫の袖でさえも、少しも色が変わらないのに。

と思っている。なお、作者の殷富門院大輔は、従五位下 藤原信成の娘で、後白河天皇の第一皇女の殷富門院亮子 (式子内親王の姉) に仕えた女官。鎌倉初期の優れた女流歌人で、定家とも親しかったとか。

081114hyakuninishu01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

しかし戦中っ子だった私は、愛国百人一首第72番、加納諸平の

君がため 花と散りにし ますらをに 見せばやと思ふ 御代の春かな

の方がなじみ深いし、この歌を思い出すと、今でも胸が締め付けられるように感じる。私は中学1年の夏休みに敗戦を経験したので、戦場に行かなくても済んだが、もう少し早く生まれていたら、この歌の 「花と散りにしますらを」 になっていたかも知れない。

事実、学徒動員や志願で多くの若い命が 「花と散」 っていった。その人たちの清純な死の上に、今の繁栄があり、平和がある。このことを決して忘れてはいけない。

| | コメント (0)

« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »