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2009年3月28日 (土)

政府予算から2兆円を自由に使えたら?

村上龍さんが発行している JMM [Japan Mail Media] という無料メールマガジン3月16日号では、定額給付金にからめて、「政府予算から2兆円を自由に使えたら?」 という設問に、金融経済の専門家たち8人が答えていた。

村上さん自身は、「周産期医療の再建に約2500億、残りは日本の森林と水資源の再建・整備に充てたいと思います。年収400万のフォレスター(森林保全員)を4000人育て、約50年間継続して森林と水資源を保全します。」 とのことだった。

8人の答えを要約すると、

  1. 少子高齢化対策
  2. 自然環境や国土の保全
  3. 僻地医療を担う医師の支援
  4. 食料自給率の向上
  5. 教育強化
  6. 医師不足解消
  7. 貧困対策

などがあった。見ればいずれも緊急の重要な案件ばかり。下らん政争に明け暮れているようなヒマはないと思える。

とりわけ少子高齢化については、子育てが親だけの責任ではなく、社会全体のコストであることを確認し、国が出産から育児、教育まで、その子が成人するまで、責任を持つようなシステムが必要ではないだろうか。一時金の2兆円だけでは足りないだろうが、是非やり遂げたい課題と思う。

3月23日の日経朝刊5頁の「インタビュー 領空侵犯」 では、「出生数の倍増を目指せ」 のタイトルで、大和証券グループ本社会長、清田 瞭さんが、


子供を産んだら一人あたり毎月十万円を、二十歳になるまで支給してはどうでしょう。二人なら二十万、三人なら三十万を、ほかの収入とは分離して非課税でです。それによって毎年の出生数を今の倍の二百万人にする目標を掲げるべきです。いわば出生倍増計画です。

[中略]

目標通り年二百万人産まれれば、一年目の支給額は二兆四千億円です。二十年目には四十八兆円が必要になります。

と、提案されていらっしゃる。財源には消費税でなく、「人材国債」 を発効したら・・・とのこと。実に素晴らしい案だと思う。これくらい徹底した施策でなければ、少子化対策にならない。何とか実現させて欲しいものだ。

出産適齢期の女性が、年々減少しているのだから、これも速く始めないと、間に合わなくなってしまう。定額給付金などと違って、経済効果も充分見込まれる政策だし、景気回復にもつながるのではないか。

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2009年3月25日 (水)

WBCと韓国

終わってみると、WBCは日韓5回戦の野球だったように思える。驚いたのは18日の第2回WBCで、日本に勝って4強進出を決めた後、まだ優勝もしていないのに、マウンドに国旗をさしたことだ。これは3年前の 2006 年 3 月 15 日に、第1回WBC本選で、日本を倒した後、初めてお目見えした。

朝日新聞3月25日朝刊35面によると、李明博大統領は同日朝の閣議で、「決勝進出の原動力は愛国心と名誉だ」 と強調した、とのこと。韓国選手があんなに必死の形相で戦っていたのは、愛国心の発露だったのだ。日本の選手たちにも愛国心はあるだろうが、そんなことよりもスポーツとして、勝ちたいから戦ったはずだ。

平和と経済成長に支えられて、平穏無事にスポーツを楽しむことができる日本と、朝鮮戦争を経験した後も、民族が南北に分断され、緊張をしいられる国境線があり、徴兵制を持っている国との違いが感じられる。

しかも、アジア競技大会1位以上、オリンピック3位以上の場合は兵役免除特例が適用される。北京五輪の野球で優勝した韓国代表の若手選手14人も兵役が免除されている。これでは力も入るはずだ。もっとも、兵役免除を狙って戦ったのなら、「愛国心の発露」 とは言い難いが。

よく知らないので間違ってるかも知れないが、マウンドに国旗を挿すのは、対日戦に勝った時だけのようだ。そうなら、愛国心だけでなく、日本にだけは負けたくないというライバル意識なのか、それとも反日感情なのだろうか。朝鮮半島の人たちに根強い反日感情があることは知っている。

日本に植民地として支配され、強制的に日本へ連行され、酷使され、差別され、蔑視された歴史がある。慰安婦と呼ばれていた従軍売春婦の問題もある。許せないと思う気持ちも理解できる。反日は当然だろう。だから、いくら円高ウオン安でも、韓国へ遊びに行こうなどとは思わない。

しかしスポーツの世界にまで、愛国心や反日感情が持ち込まれるのは、悲しいことだ。もうスポーツマンシップはなくなってしまったのだろうか。

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2009年3月23日 (月)

加齢現象、老害

過日、高校時代の同窓生4人で会食をした。高校時代は科学部員で、一緒に放送部を新設したメンバーだった。卒業後もずっとおつき合いが続いていたが、たまたま千葉県は船橋市に住んでいるO君が来神したので、久しぶりに集まった。半世紀を超える永い交友なので、懐旧談に話は尽きない。

日経新聞朝刊の最終ページに 「交友抄」 なる欄がある。5~6百字くらいの小さな枠だが、社会的に成功した人たちが、名前通り交友について投稿しておられ、楽しく読んでいる。社長とか会長、教授などの、いわゆる有名人だが、こちらは、その他おおぜいの庶民で、大したこともないが、それなりに楽しい。

77才にもなると、悲しいかな話題の中心は、どうしても病気の話になる。あそこが悪い、ここがよくない。手術をしたことの自慢話。ちょっと調子が悪いと、すぐに検査、投薬になる。

保険料が払えなくて、保険証をもらえない家庭が増えている。もし病気になったら、自費診療になるが、払えるはずがない。「死ぬ時しか医者に診てもらえない」 という江戸時代の貧しい人と変わらなくなっている。

われわれが生きているから、医療費がかさみ、健保が赤字になる。まこと、世間さまに申し訳ない。まさに老害というべきか。

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2009年3月20日 (金)

しあわせの村通信 12 朝市とトリム

3月12日のしあわせの村通信 11 朝市で書いたように、土日曜日は温泉前で、農協 八多町 (はたちょう) と記されたハッピを着て、朝市をやっている。いつも見るだけだが、今回は 「山菜おこわと赤飯との詰め合わせ」 があったので買ってみた。

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この衝動買いは失敗だった。山菜おこわは、薄切りの小さなチクワと油揚げがメインで、山菜らしきものはほとんど見当たらなかった。飯粒ぐらいの大きさをした赤いものが少々混じっていたので、これが人参だろう。細いワラビ状のものもあった。塩気は全くなし。

赤飯は、やたらにアズキが少なすぎる。おまけに、ゴマはかかっているが、やはり塩味が全くない。製造者の住所氏名まで表示されている商品だから、自信作のはずだが。生活文化の違いか、いや、そんなに大げさに考えなくても、好みの問題、嗜好の問題なのか。

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前回にちょっと述べたトリム園地を覗いてみた。子供を連れた家族が沢山来ていて、少子高齢化問題なんか、どっかへ行ってしまった感じだった。女房子供連れで、遊園地や水族館、動物園などをまわった若い頃を思い出した。あの頃もそれなりに苦労はあったが、充実した楽しい日々だった。

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なによりも若いということが素晴らしく、年寄りになってからの楽しみとは違った楽しさだった。いま、子供たちとここに来ている人たちも、いずれ年をとる。そして今日のことを、楽しかった思い出にするための体験を、今しているわけだ。

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2009年3月17日 (火)

今度は旧東京中央郵便局

日本郵政が、「かんぽの宿」 をオリックス不動産へ一括譲渡しようとしていたのを撤回させて、すっかり時の人になった鳩山邦夫総務相だが、今度は、東京駅前にある旧東京中央郵便局の再開発にクレームを付けた。「トキを焼き鳥にして食べるような話だ」 とは、さすがだ。

日本郵政の西川善文社長や、日本郵政の建て替え計画をふまえた都市計画を予定していた東京都は、さぞや驚いたことだろう。しかし、一番激震が走ったのは、再開発ビルの建設工事を受注していた大成建設に違いない。もし、寝耳に水だったら、大成建設の社長は腰を抜かしたのではなかろうか。

大成建設は919億8千万円という巨額な受注を失うかも知れない。これは同社にとって、2008年4~12月期、国内建築で最大級の受注案件だとか。建設工事が中止になれば、経営にも影響が出かねない。全社一丸、各方面に働きかけて、挽回を図ったに違いない。

結局は、登録有形文化財を目指して局舎の保存部分を拡大する、ということで、何とか決着が付いた模様だ。大成建設が一席設けて総務相を招待し、三方に小判の山を築いて、「お主も悪よな~」 で一件落着、なんてことは、まさか無いよネ。TVの水戸黄門を見過ぎたようだ。

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2009年3月15日 (日)

郵政民営化と4分社化

鳩山邦夫総務相は、日本郵政が 「かんぽの宿」 をオリックス不動産へ一括譲渡しようとしていたのを撤回させて、すっかり 「正義の味方」 になってしまった。このあたりは、郵政民営化推進派のやりすぎというか、国民の財産を食い物にしようとた悪質な手口を摘発したことになる。

しかし郵政民営化そのものは、じつは、官から民への民営化そのものと、4分社化とが混乱している。民営化そのものに反対して、元の鞘に収めようという立場と、民営化は賛成だが、4分社化はダメだという意見と、それに、4分社化もした方がよいという立場とが、ごちゃごちゃになっているように思う。

郵政は巨額な資産を持つ国民の大切な財産だから、両者を区別して、きちんと論議をする必要がある。前回の総選挙で、小泉首相を支持して、民営化を成功させた国民の大半も、4分社化のことまでは、あまり念頭になかったのではないだろうか。

わたしは当然、民営化に賛成で、官が貴重な国民の財産を私物化して、食いつぶすのは許せない。しかしなぜ、4分社化した方がよいのかは、全く判らない。郵便、窓口という、儲からない部門と、ドル箱である貯金、年金部門とは、まとめて一つの企業にすることで、効率のよい会社になるはずだ。

少子高齢化と地方の過疎化が進む中で、不採算部門を切り捨てるのではなく、郵便局の同じ社員が同時に4部門を担当すれば、経営上は効率が上がり、国民はその便利さを喜ぶはずではないか。区役所などへ申請に行って、窓口をたらい回しさせられ、何人もの職員の手を経て、やっと望みが叶ったという経験をお持ちの方も少なくないはずだ。

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2009年3月12日 (木)

しあわせの村通信 11 朝市

珍しい光景に出会った。いつもは昼食後の、気温が比較的暖かくなった頃合いを見はからって、歩きに行くのだが、午後から雨になる、という天気予報を信じて、朝食後に出かけた。広場のせせらぎで、ハトが一斉に水を飲んでいた。こんな景色は初めてだ、朝起きは三文の得とか。

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しあわせの村温泉前では、恒例の朝市が開かれていた。土日曜日は近郊農家が出店していて、今だと白菜、大根、水菜などが並んでいる。それに、赤飯とか山菜ご飯とかもあり、これを買って芝生に座れば、そのまま家族連れのピクニックになる。

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水曜と土曜日には、香住港の海産物センター 遊魚館のトラックが来る。但馬漁協の旗を立てて、カニ、イカ、サザエ、アワビ、鮮魚、エテガレイの一夜干しなどを売っている。いつもの衝動買いで、エテガレイの一夜干し、一串5匹千円を買ってみた。

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エテガレイはカレイの一種で、エテカレイと濁点のないのが正しいそうだが、身が厚く脂が乗っている白身の魚。鮮度のよい一夜干しは、旨味が凝縮されていて非常に美味しい。骨を取るのも簡単で、指を使わなくても箸だけで奇麗に取れる。日本酒にもよく合う。家族一同、舌鼓を打った。

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2009年3月 9日 (月)

静電気防止

昨年11月28日の加齢現象、静電気防止キーホルダーでも書いたことだが、自動車から降りた際の静電気には、お困りの方も多い。なにより、ピリッと来るんではないか、という予感が嫌だ。

テレビだったか新聞だったかで、降りる時に車体の金属部分を手で触っていると、ピリッとこなくてすむ、という話があった。その後はこのやり方を実行している。エンジンを切って、ドアを開き、右手のひらで、後部ドア外側の金属部分をしっかり押さえたまま、足を地面につける。

要するに、小さな面積の指先ではなく、手のひら全体で放電すれば、感じなくて済むだろう、という理屈らしい。それでも、たまに手のひらが、かすかながらピリッと感じることがある。それに、手が汚れたように感じるのも、どうかと思う。なんとも難しいものだ。

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2009年3月 6日 (金)

しあわせの村通信 10 ウメ

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2月25日のしあわせの村通信 9 靴を買ったで、紅梅と白梅とを載せた。しかし、後で判ったことだが、白梅は2種類が植えられていた。

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同じ白梅で、花弁はどちらも白色なのだが、雄しべのつけね辺りと、裏のガクとが、赤いものと、緑色のものとがある。離れてみた場合、前者は木全体がサクラのように、ピンク色に見え、後者は薄い緑がかった白色に見える。

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ウメは渡来してからの歴史も古く、品種改良が進んでいる。ムツカシイ品種名が付いているのだろうから、ガクが赤か緑かなどという幼稚な識別では、役に立たないだろう。しかし、われわれ一般の鑑賞者には、これで充分ではなかろうか。

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2009年3月 3日 (火)

ムーバは2012年3月末日まで

「ムーバは2012年3月末日まで」 という豪華なDMが、NTTドコモから送られてきた。後3年で使えなくなる。いや、まだ3年は使える。TVのアナログが見られなくなる、という地デジの広告を思い出す。TVは、たまたま壊れたので、早々と買い換えたが、携帯はまだ不自由なく使えている。

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ムーバ ( mova ) は最初、アナログ方式だったが、やがてデジタル方式になって、「デジタル・ムーバ」 となり、第2世代携帯電話としての位置を確定した。その後、第3世代携帯電話の FOMA が登場した。

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ムーバは 800MHz の周波数帯を使っているが、FOMA は 2Ghz の周波数帯を使う。電波は周波数によっていろいろな特徴を持っているが、電話に限っていえば、一般的に低い周波数の方がつながりやすく、電波は遠くまで到達する。だから FOMA はムーバより基地局を多く設置する必要がある。

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その代わり、FOMA はテレビ電話が使え、ムーバより通信速度が速く、デコメールやキャラ電、iモーション (動画) が楽しめる。また、着うたが利用でき、通話音質がムーバよりキレイなどの長所がある。その FOMA に買い換えなさい、通話料も安くなりますよ、とのお勧めだ。

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ムーバの加入者はドコモの全加入者、約5千4百万人中、約670万人で、ほぼ1割強を占めている。新規加入の受け付けは昨年11月末で打ち切ったが、サービス自体は引き続き提供している。2007 年 7 月 18 日の携帯電話と万歩計で書いたように、おかげで何不自由なく愛用している。

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カメラもGPSも要らない。メールはキーボードを使いたい。オコソトノだと各字5回ずつで、計25回もキーを押すことになる。まっぴらだ。ワンセグだって、あんな小さな画面で画質の悪いテレビなんか見たくもない。頑迷固陋の古希じいなので、おいそれとは勧誘に乗らない。まあ、3年後に考えよう。

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