« 2009年6月 | トップページ | 2009年8月 »

2009年7月30日 (木)

神戸 しあわせの村通信 26 馬事公苑 4

7月25日の神戸 しあわせの村通信 25 馬事公苑 3につづいて、3回目の乗馬、第3鞍に行ってきた。Aコース第2日目。靴は自宅にあった短いゴム長靴を履いて間に合わせた。膝下を固めるレッグチャップスとヘルメットは、貸し出し品を借用した。いずれ買うことになるだろう。

先ず馬体のブラッシング、鉄爪を使った蹄の裏堀り、落ちた土やワラくずなどを箒とちりとりで清掃。それから馬装に入る。まず鞍を置く位置に、汗とりゼッケンとゲルを置いてから鞍を静かに載せる。続いて腹帯を鞍に取り付けてから締める。顔から頭部を固めている 「無口」 をはずす。

090717bajikouen02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

090717bajikouen01
これが無口。この写真をクリックすると、大きな画像になります

右手で馬の顔を押さえたまま、「頭絡」 をつける。左手にハミを載せたまま頭絡を引き上げてハミを口の中に入れる。頭絡に付いているのど革と頬革も締める。サイドレーンという革紐で腹帯と頭絡とを繋ぐ。短く引き上げられているあぶみをを引き出して長さを調節する。

090717bajikouen03
これが頭絡。この写真をクリックすると、大きな画像になります

再度あぶみを引き上げて固定する。最後に革紐がいがんでいないか、ねじれていないか、たるみはないかなどを点検し、革紐の下敷きになっている毛並みを整える。前回も使った屋内馬場に馬を連れて行き、ここでやっと騎乗。乗るまでの作業が長いが、教育カリキュラムなのだろうから逆らえない。

090717bajikouen04
この写真をクリックすると、大きな画像になります

姿勢を正して、ポコポコと歩く。歩き馴れたところで馬上体操に移る。前回よりも複雑な体操で、あぶみをはずして足首を回す、手で足首を掴む。腕を回す、上体を前後に傾ける。上体をねじって指先を馬の尻に向ける。要するに柔軟体操なのだが、歩いている馬上での仕事なので、落ちそうになる。

090718bajikouen01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

初めて待望の軽速歩をやる。歩いている時に靴で馬腹を蹴ると、ゆっくりだが走り始める。「巻き乗り」 といって、直径6メートルの円周をぐるぐる回っているのだが、速度が速くなったので、遠心力が強くなり、ともすると身体が外側に投げ出されそうになる。

090718bajikouen02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

思っていたよりも揺れ方が激しく、こちらのお尻が浮き上がって、僅かだが馬体から離れる。その後はニュートンの法則に従って落下する。鞍にお尻が打ち付けられる。走っている間はそれの繰り返し。あぶみを頼らないように、といわれているので、こうなるのは仕方がない。

090718bajikouen03
この写真をクリックすると、大きな画像になります

貧弱な臀部筋肉と、すっかり落ちてしまったお尻の肉とに、鞍が直撃して痛い、痛い。ヒップが大きいのでダイエットしなきゃあ、などといっている女性が羨ましい。帰ってからもその日は、股のあたりと骨盤周辺との筋肉が痛くて、だるくて、何もする気がしなかった。

090718bajikouen04
この写真をクリックすると、大きな画像になります

| | コメント (0)

2009年7月27日 (月)

漢字のドメイン名がスタート

2001年にトップレベルドメイン ( .jp ) を除く部分の日本語化が実現し、「古希じい.jp 」 が可能となった。さらに、ICANN 理事会において、2008年6月から、トップレベルドメインの日本語化などを検討し始めた。

2009 年 7 月 10 日には総務省情報通信審議会が、覚えやすく短い漢字の方がドメイン名に適していることなどから、「.日本」 とする、と答申した (審議中継)。その結果、「総務省.日本」 を使うことができるようになりそうだ。

だが、「.日本」 のドット ( . ) は全角だろうか。そんなことはない、半角だろう。とすると、http://www XXX までは半角入力しておき、ここで全角に切り替えて、「総務省」 と入力し、ついで半角にして 「. 」 を入力する。さらに、また全角に切り替えて、「日本」 と入力することになる。

日本語入力の面倒な点は、しょっちゅう全角と半角とを切り替えなければならないことだ。私を含めてほとんどの人が、完全なブラインドタッチできない。指先だけを見ながら入力するから、全/半角の切り替えを忘れて、長~い日本語を半角ローマ字で打ち込んだりして、がっかりすることもある。

そういう現状の中で、ドメインが全/半角混合というのは非常に使いずらい。~.jp とか、~com とかの方が、ずっと入力しやすい。さらに、「総務省.日本/情報通信/中継.htm 」 などとなると、もう入力作業を放棄しそうになる (多分 「 / 」 や 「 .htm 」 は半角だろう)。

もう一つある。「総務省.日本/情報通信/中継.htm 」 は、全角ローマ字で 「soumushou」 とか、「jouhoutuusin」 とか打って漢字変換するわけだが、半角で 「 soumushou 」 とか、「 jouhoutuusin 」 のままの方がずっと楽ではないだろうか。

7月6日の日本漢字化連盟にも書いたが、最近の日本語には、外来語のカタカナ表記が増えてうんざりさせられている。「イノベーション」 などと言わずに 「改革」 と言って欲しい。美しい立派な日本語があるのだから、日本語を使って欲しいと思っている。

しかし、ドメインは別だろう。賢明な総務省のお役人様方や、お偉い委員の先生方のおやりになることは、どうも理解できない。それとも、こちらの方が、なにか勘違いをしているのだろうか。

| | コメント (0)

2009年7月25日 (土)

神戸 しあわせの村通信 25 馬事公苑 3

7月14日の神戸 しあわせの村通信 23 馬事公苑 2で書いたように、「体験乗馬」 が無事に終わったので、いよいよ 「乗馬教室」 に進級する。各4回のA・B・Cコースがあり、合計12回の教室。各コースとも2万円だが、65才以上は1万2千円と、年寄りに優しくありがたい。

090711bajikouen01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

最初は教室で簡単な説明を聞く。馬に乗って走ったり歩いたりするだけかと思っていたが、おっとどっこいそうはいかない。鞍を載せたり腹帯を締めたり手綱を付けたり、騎乗後は馬体の手入れをしてから手綱をはずして鞍を降ろす。騎乗の前後にこんな作業が待っている。

馬の脚を持ち上げて、「鉄爪 (テッピ) 」 という小さな金具で、蹄の裏にたまったゴミを掻きおとしたりもする。全身ブラッシング、馬体を拭いたり洗ったり、蹄に蹄油を塗ったり。昔の貴族や武士の場合、こんな作業は多分、家来がやっていたのだろうが、今は自分ですることになってるようだ。

090711bajikouen02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

馬房の馬には 「無口 (ムクチ) 」 といって、頭から口周りをカバーする革ひも馬具が装着されている。騎乗する際には、これをはずして、「頭絡 (トウラク) 」 に付け替える。似たようなものだが、「ハミ」 という馬の口中を通す装具と手綱が付いている。名前を覚えるだけでも大変だ。

090711bajikouen03
この写真をクリックすると、大きな画像になります

前回同様、屋内馬場で馬に乗る。今度は引き綱無しで、自分が握っている手綱が頼り。こちらの姿勢が崩れると、馬は勝手に止まってしまう。姿勢を直して馬腹を軽く蹴ると、また歩き出してくれる。また、片手を回す軽い馬上体操をした。

骨盤を安定させて、馬体が傾いても上体の姿勢が崩れないようにする。馬の揺れは腰で吸収し、頭が揺れないようにする。屋内馬場での落馬は、まずないそうだが、青天の馬場だと落馬もある。手綱を放さなければ、落ちても大したことはない、とのこと。

090711bajikouen04
この写真をクリックすると、大きな画像になります

聞いてみると、この雌馬は馬齢20数才で、人に換算すると90才近いお婆さんになるそうだ。道理でおとなしい。90婆さん馬に喜寿じじいが乗っている。屋外の馬場で騎乗できるのは、Cコースが終わってから、とのこと。週一回のペースだと10月以降になる。

| | コメント (2)

2009年7月22日 (水)

日本は国民皆保険

vol 10 「ボストン便り」 に、ハーバード公衆衛生大学院リサーチ・フェロー、社会学博士の細田満和子さんが、おもしろい記事をお書きになっているので一部紹介する。

アメリカでは公的健康保険制度がなく、部分的に保険料を負担してくれる一部の企業に属していない限り、保険料が高いのに支払いが限られている民間保険に加入するか、無保険者でいるしかない。この無保険者が、現在アメリカには4千6百万人もいるといわれている。

65歳以上の高齢者にはメディケア、低所得者にはメディケイドという公的保健サービスはあるが、65歳未満や低所得者と認定されなくて、保険料を払う余裕のない人は、無保険者になってしまう。昔の日本のように、死ぬ時以外は医者にかかれないという人が多い。

今、アメリカでは公的健康保険の創設を望む声が高まっている。オバマ大統領は、医療へのアクセスを高めるために連邦レベルでの施策に取り組むと表明した。このことは、公的健康保険の実現に弾みをつけたといわれている。

こうした中、マサチューセッツ州では 2006 年 4 月 12 日に、全米で初めて 「マサチューセッツ・ヘルスケア改革法」 を成立させた。これは全州民に健康保険を持つことを義務付けた法律で、マサチューセッツ州内は、日本と同じように原則として皆保険制度になる。

この改革法は 2007 年 7 月 1 日に施行され、44万2千人が新たに健康保険に加入することになったが、保険料を払えない低所得者には州の助成があり、最高では保険料の全額補助もある。この結果、2005年に約55万人いた州内の無保険者は、2008年には11万人にまで減少した。

同時に、保険料を払わない者からは罰金を徴収する。罰金の金額は所得に応じているが、初年度の2007年は最大で219ドル (2万円)、2008年に最大912ドル (9万円) に急上昇した。この額は、一番安い保険プランのちょうど半額に相当し、今後も順次、罰金の金額を上げてゆくとのこと。

以上が紹介だが、日本の医療保険制度はドイツを参考にしているそうで、1927 (昭和2) 年に健康保険法が制定され、1938 (昭和13) 年に国民健康保険法が施行されている。それが国民皆保険となったのは1961 (昭和36) 年のことだった。アメリカはやっと今、日本に追いつこうとしている。

このように、日本は健保先進国だが、最近、国民健保・国民年金の未収率が高まっているそうだ。マサチューセッツのように、未払い者からは罰金を徴収するというのも一つの方法だろう。ただし、低所得者層には全額免除を含む充分な補助が必要なことは言うまでもない。

保険には逆選択というのがある。リスクの高い人だけが保険に加入して、低リスクの人が保険を付けない、ということが起こる。若くて元気な人は健康に自信があるので、健保に入りたがらない。しかしそんな人でも、いつ、不慮の災難に見舞われるかも知れない。健保は必要だ。

また、保険経理上からみても、高リスク者だけでは保険料が高くなってしまう。低リスクの人が付保することによって、保険料が安くなる。低リスク者も、いずれは年を取って高リスク者になることを忘れてはいけない。立法も行政も、健保の恩恵に浴せない人が無くなるようにがんばってほしい。

| | コメント (0)

2009年7月19日 (日)

神戸 しあわせの村通信 24 阪神高速北神戸線

自宅からしあわせの村北入口まで1.7キロで往復3.4キロ、外周遊歩道一週が2.7キロなので合計が6キロほどになる。しかし最近、これだけでは足りないので、ついでにあちこちと歩きまわる。付加部分が同じだと飽きてくるので、いろいろ工夫している。

090712kitakobesen08
この写真をクリックすると、大きな画像になります

最近愛用のコースを紹介する。レストラン・アミーゴと第4駐車場との間を、外周遊歩道から入っていく一方通行の車道がある。つづら折りにうねうねと下っていく道で、しあわせの村ならどこでも見かける変形レンガが敷き詰められた歩道が付いている。いろいろな木が植えられていて気分も悪くない。

090718amigo01 090718amigo02
レストラン・アミーゴ。この写真をクリックすると、大きな画像になります

090718kitakobesen01 090718kitakobesen02
コース入り口。この写真をクリックすると、大きな画像になります

090718kitakobesen03
この写真をクリックすると、大きな画像になります

途中に板張りの橋などもあり、紅葉季節ではないが、いつも紅いモミジの野村が美しい。下っていくと道が二股に分かれる。左は堂坊調整池とテント・キャンプ村で行き止まり。道を右にとる。

090718kitakobesen04 090718kitakobesen05
この写真をクリックすると、大きな画像になります

090718douboutyouseiike02 090718douboutyouseiike01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

090718kitakobesen06
この写真をクリックすると、大きな画像になります

090718kitakobesen07
この写真をクリックすると、大きな画像になります

右折れして先へ進むと、またもや三叉路となる。右は3月20日のしあわせの村通信 12 朝市とトリムで書いたトリム園地が、すぐそこの見えている。

090718kitakobesen08 090718kitakobesen09
この写真をクリックすると、大きな画像になります

この分岐点を左に進む。今度は上り坂が続いて足が重い。やがて右手に阪神高速北神戸線が見えてくる。トンネルでその高速道路の下をくぐり、さらに登っていくと交差点に至る。

090712kitakobesen01 090718kitakobesen12
この写真をクリックすると、大きな画像になります

右はしあわせの村ランプの料金所で、左はすずらんコースとクローバーコースがあるミニゴルフ場。そこを直進する。

090712minigolf01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

090712kitakobesen03
この写真をクリックすると、大きな画像になります

090712kitakobesen04
この写真をクリックすると、大きな画像になります

とてつもなく高くて大きな阪神高速の陸橋をくぐり抜けると、また三叉路に行き着く。直進するとしあわせの村北口ゲートに至る。進路を右手にとると下り坂が続いて、オートキャンプ場・デイキャンプ場・トリム園地が待っている。階段を登ってトリム園地に着くと展望台ようの休憩所がある。

090712kitakobesen06
この写真をクリックすると、大きな画像になります

090712kitakobesen05 090712kitakobesen07
この写真をクリックすると、大きな画像になります

展望台はがけの上にあり、下の谷には駐車場や先ほど歩いていた道路、その向こうに緑の山並み。谷幅が狭いので、正面の山などはそれほどではないはずなのに、ずいぶん高く見える。木々を揺らしながら心地よい谷風がとぎれず、汗ばんだ肌に心地よい。

090718torimu01 090718torimu02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

階段を登ってトリム園地を抜け出し、もとの遊歩道に戻って先に進む。6月28日に神戸 しあわせの村通信 21 続々階段で書いた階段を登って、南ゲートを眼下に見る。

そのまま歩いて、今度は6月20日の神戸 しあわせの村通信 20 続階段で紹介した階段を降り、もとの遊歩道に出る。あとは6月16日の神戸 しあわせの村通信 19 北口ゲートで出てきたレンガ歩道をえっちらおっちらと登って帰宅する。2時間強の行程だ。

| | コメント (0)

2009年7月17日 (金)

花雕酒 (かちょうしゅ) を頂いた

090715katyou03
この写真をクリックすると、大きな画像になります

淅江省塔牌紹興酒有限公司の花雕酒を頂いた。2006 年 11 月 10 日の花雕酒(はなぼりしゅ、かちょうしゅ)を頂いたに登場する 「近頃中国語にはまりこんでいる知人」 が、今度は十二年ものを持参してくれた。

090715katyou01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

その時頂いた紹興酒に開眼したおかげで、それまで中華料理店で食べる時に 「紹興酒!」 とだけ言っていたのに、あれ以後、メニューを見て、必ず値段の高い紹興酒を注文するようになった。ビールとチャンポンにガブガブと飲んでいた紹興酒を、あじわいながら飲むようになった。

090715katyou02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

同席の仲間、女性までが、美味しい、と言ってくれる。メニューの銘柄などは、見てもわかりはしないが、値段がやや高めのものを頼んでおけば間違いない。まわりに老酒党が増えたような気がする。しかし自宅では、相も変わらずビールと日本酒一辺倒で、なかなか老酒にまで手が回らない。

090715katyou04
この写真をクリックすると、大きな画像になります

頂いた酒瓶は変わっている。陶製の蓋にある切れ込みに、付属の金属製の鍵みたいなものを挿入して、こじると、ぺきっと割れて、蓋が取れる。瓶の口にはコルク栓が収まっているので、こちらはワインのコルク抜きを使う。というのが、彼の解説で、その通りにやって、上手くいった。

090715katyou06 090715katyou07
この写真をクリックすると、大きな画像になります

とりあえず、ぬる燗で一口一口味わいながら、そーっと飲む。上等の大吟醸を冷やで飲む時のように、口中をころがして、ゆっくり賞味する。一晩で飲みきってしまうのはもったいないので、半分は翌晩に残す。翌晩は冷やでやってみたが、口当たりはよいものの、やはりぬる燗の方が旨い。

090715katyou05
この写真をクリックすると、大きな画像になります

ところで紙箱に、

温馨提示:(「寸」 にしんにゅう)量飲酒 有害健康

とあるが、こりゃいったい何だろう。「適量飲酒」 では意味不明だし、まさか最近のタバコの箱に

喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。...

などとあるののマネをしたわけではないだろう。で、贈り主の中国語カブレさんにメールでお教え願ったところ、即答が帰ってきた。


お口に合って良かったです。その内またお届けしましょう。ところでご質問の文字ですが、「温馨提示」 は直訳すると、「温かくよい香りの提示」 で意味不明!?になりますよね。そこで調べましたら、「ちょっと注意しますよ」 ですって。次に 「適量飲酒」 は 「過量飲酒」 で 「飲みすぎると健康に悪いよ」の意。じゃによって 「タバコの注意書き」 とは良い勘で御座りまする。

とのこと。ここがはっきりしないと、安心して酔えない。喜寿にもなると、些細なことにもこだわって、ああだ・こうだ、とうるさく、周りにご迷惑をお掛けしているが、もうしばらくのことなので、諦めてご辛抱頂くしかない。

| | コメント (0)

2009年7月14日 (火)

神戸 しあわせの村通信 23 馬事公苑 2

7月4日に書いた神戸 しあわせの村通信 22 馬事公苑の続きだが、予約をして乗りに行ってきた。最初は 「体験乗馬」 で、65才以上の高齢者は千8百円だった。神戸市の敬老精神は立派だ。

090709bajikouen02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

ジョッパーブーツというくるぶし上までの短いゴム長靴と、その上からズボンの膝下を押さえて巻き込むレッグチャップスとで足元を固める。あとはヘルメットと軍手、いずれも無料貸し出し品。膝下までの長靴もあったが、こちらは脱着に手間がかかりそうだった。いずれは自前で揃えたい。

090710bajikouen
この写真をクリックすると、大きな画像になります

屋内馬場でインストラクターが引き綱を持っていて、そのまわりをぐるぐると回るだけだった。先ず乗馬だが、足の筋肉が衰えているから、なかなか上手くまたがれない。情けない話だ。おまけに背中が曲がり気味なので、姿勢を正して下さい、と叱られる。年寄りの冷や水も大変だ。

馬上体操というのもやった。ポコポコと歩いている馬の上で、片手を挙げて上下前後に大きく円を描く。それから、前に伸ばした腕を水平のまま後ろへ回す。いずれも指先を見つめる。上体がいろいろな角度で動いて体制が崩れても、骨盤はしっかり鞍の上に乗っていないと落馬してしまう。

馬上体操をしていない時は、眼が下を見ないでまっすぐ正面を見なければならないのに、ともすると馬の首あたりに視線が行ってしまう。あぶみに乗っている靴底は水平に保つ。視線、姿勢、骨盤、腕の動きなど、どれかに集中すると、どれかがおろそかになる。

090709bajikouen01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

だいぶ形ができてきました、とのお世辞で本日は終わり。ところが、降りるのがまた大変だった。先ず両足をあぶみからはずす。左手でたづなと馬の背中の毛をわしづかみにする。右手は鞍をつかんで、上体を前に倒してうつぶせのように伏せる。右足を高く上げて、滑り降りる。

| | コメント (2)

2009年7月11日 (土)

政治家の世襲制限

政治家の世襲制限が話題になっている。政治家だって国民であり、職業選択の自由は憲法で保障されている。どんな職業でも世情が安定してくると、当然のことながら世襲が増えてくる。医師の子は医師に、教師の子は教師に、父の勤めている会社に就職する、商売人なら家業を受け継ぐ。

父の背中を見て育った子供が、その父が働く姿を鑑として、時には反面教師として、父と同じ仕事に就く。悪いことではない。政治家の子女といえども有能であれば、政治家となって国民のために尽くして欲しい。ただし政治家の仕事は公務であるから、一定の制限は避けられない。

芸術家、芸能人、運動選手などは世襲しても、才能がなければ続かない。昔なら、無能な後嗣が殿様になっても家臣が何とかやってくれたが、今はそうもいかない。公務員や、多くの職業には国家試験があり、会社勤めにも就職試験がある。政治家だけテストがない。これが問題だ。

あまり能力のない子女が、政治家を世襲できないようにするには、制度を変える必要がある。親の政治資金団体を非課税で相続できるような、バカげたシステムを潰すべきだろう。政治資金規正法の抜け穴を塞がねばならないのだが、国会議員たちが自分に不利な法改正をするだろうか。

国会議員が地元に利益誘導を続けている限り、後援会組織の世襲も無くならないだろう。中央から地方への補助金制度があって、中央が地方を支配している限り、利益の地元誘導は無くならないのではないか。そういう意味では、地方分権の強化も必要だろう。

| | コメント (0)

2009年7月 8日 (水)

都美人 「四季を味わう 『水無月・酒の会』」

090626miyakobijin09
この写真をクリックすると、大きな画像になります

過日、千人代官において、「都美人 酒の会」 があり、参加した。お酒の方か会場の方の力か知らないが、大変な集客力で97人も集まったと、聞いた。昨年9月28日に書いた千人代官で「酒の会」 と同じような催しで、お酒の蔵本が都美人に代わっただけ。

090626miyakobijin01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

料理は、お馴染み手作り豆腐の先付けから始まったが、替肴、鯛の昆布締めがなかなかの味で旨かった。最後の鍋物は穴子の柳川風ということで、泥鰌が穴子に代わった柳川鍋だった。これも結構な味で、口の方はもっと食べたかったのだが、お酒とビールでほぼ満腹、残念ながら食べきれなかった。

090626miyakobijin02

仕上げは、お決まり、名物出石そばで、これを食べたいから、柳川鍋を食べ残した。色の黒い独特の出石そばは、さすがで、いつ食べても満足させてくれる。昔は出石そばを食べようといって、はるばる出石まで日帰り旅行をしたもんだが、今は、ここに来さえすれば、いつでも賞味できる。

090626miyakobijin07
この写真をクリックすると、大きな画像になります

問題のお酒だが、開宴が待ちきれなくて、取り敢えずビールで乾杯。メニューに載っていない無色透明の食前酒からスタート。大吟醸 全国新酒鑑評会出品酒、山廃仕込 山田錦 無濾過生原酒、純米吟醸 「若宮の雫」 生酒 (オリがらみ)、山廃仕込 特別純米 山田錦 「風のまま」 と続く。

090626miyakobijin08
この写真をクリックすると、大きな画像になります

都美人は淡路島南部の地酒で、淡路に渡れば電柱に広告が一杯みられ、飲んだことはなくても名前だけは知っている。挨拶に来られた社長によれば、酒は水が命ということで、酒造りにピッタリの水が出る場所を探して、酒蔵をお建てになったとか。そうでなくては旨い酒ができない。

090626miyakobijin06
この写真をクリックすると、大きな画像になります

全般にフルーティーの甘口で、女性向けとか聞いていたのだが、飲んでみると決して甘くはない。特に 「若宮の雫」 は苦み走ったいい男といった感じの辛口で、めっぽう旨かった。淡路島育ちの 「兵庫夢錦」 の少量仕込みで、洗米から仕上げまで手作業の手作りとかで、貴重品といえる。

| | コメント (0)

2009年7月 6日 (月)

日本漢字化連盟

6月2日付け外来語、翻訳、カタカナと、6月25日に書いた外来語、翻訳、カタカナ 続編の続きみたいなものだが、翻訳については、もう少し言いたいことがある。

日経新聞の毎週日曜日にだけ連載されている、歌人 小池光さんの 「うたの動物記」 7月5日はコウモリだった。一部を引用させて頂く。

ペリー来航の際、一行の中に洋傘をさした人物がいて蝙蝠を連想させた。...インバネス・コートをトンビに、アンブレラをコウモリに、明治人の言語感覚のなんと自在な楽しさよ。

インバネス・コートのトンビは、最近は着る人がいなくなって、とんと見かけないが、戦前には着物姿の祖父が、冬に羽織っていたのを憶えている。コウモリという言葉も和傘が一般的でなくなたので、あまり使わない。単に傘とか、雨傘・日傘などという。

そういえば戦前は番傘の方が安くて一般的だった。コウモリ傘はどちらかというとヨソイキという感じ。雨々降れ降れの童謡にあるとおり、母さんのお迎えはジャノメか番傘だった。昨年7月26日のジャノメチョウ(ナミジャノメ)をご覧いただきたい。

脱線から戻って、足を入れる袋がタビ 足袋ならソックスは靴下。ハンチングは鳥打帽 (とりうちぼう)。ボーラーハットよりも山高帽の方がよく通っている。エンビフク 燕尾服に至っては、英語のイブニング・テイルコート Evening Tailcoat という言葉を知らない人の方が多い。

フォトが写真でカメラが写真機、テレフォンが電話。ペンシルが鉛筆でファウンテンペン fountain pen が万年筆。パンツが猿股。ならば、アンダーシャツを西洋肌襦袢 (ハダジュバン)、シャツを洋襦袢 (ヨウジュバン) にしてもよかったように思う。ビニールは防水布 (ぼうすいふ) ならどうだろう。

みんなでカタカナ外来語をどんどん漢字化してはいかが。日本漢字化連盟でも立ち上げて、どなたか会長になって頂けるとありがたい。アリガタイ、ナラ 蟻が鯛なら、イモムシは鯨。

| | コメント (0)

2009年7月 4日 (土)

神戸 しあわせの村通信 22 馬事公苑

しあわせの村には馬事公苑がある。北口ゲートから入ってすぐのところだが、普通のコースからはちょっと外れた場所なので、覗いたことがなかった。今、キャンペーンをやっているということで、ゲートのところで職員がチラシを配っていた。それで釣られて行ってみた。

090704bajikouen01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

090704bajikouen02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

営業時間外の早朝だったせいか閑散としていて、利用客を見ることはできなかったが、職員数人が馬に乗って、常歩や軽速歩をやっていた。馬の足慣らしか、準備運動か、それとも職員の練習か、楽しそうだった。見ていると乗ってみたくなる。

090628bajikouen01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

6月4日の神戸 しあわせの村通信 18 階段で、トリム園地の滑り台に挑戦したとき、肉の落ちた尻の骨が直撃されて、何日も痛みが取れなかった、と書いたが、乗馬もやはりお尻が痛そうな感じがする。それでも試してみたい。

090628bajikouen04
この写真をクリックすると、大きな画像になります

2006 年 1 月 5 日付けかぼちゃ雑炊、同年 3 月 3 日付け豚汁、同年 5 月 17 日付け松茸塩昆布などに書き散らしてきたように、小中学生時代に岡山の田舎に疎開していた。すぐ近くに住んでいた同級生の家には、農耕用の馬をがいた。

戦前の農家なので、今と違って耕耘機などはなく、全て手作業の、手間がかかるシンドイ農業だった。ただ、田畑を鋤く作業には、もっと昔から牛馬を使ってきた。岡山あたりでは牛力がふつうで、どこの家にも牛を一頭飼っていた。だがその友人宅では、なぜか馬だった。

090628bajikouen02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

その馬に何度か乗せてもらった。鞍もあぶみもなくて、分厚い毛布が敷いてあるだけの、いわゆる裸馬だった。手綱だけは付いていたが、両股に力を入れて、脚で馬の腹を締め付けるようにしていないと落ちてしまう。ただポカポカと歩くだけなのだが、とても楽しかった。

まだ小さな子供だったので、自力での乗り降りはむりだったから、大人に、よっこらしょと抱えてもらった。乗ってみると目線がとても高く、しかし恐怖感はなく、眺めがよくなって、いい気分だったのを憶えている。

馬事公苑の馬には当然ながらちゃんと鞍やあぶみが付いている。ヘルメットと靴も貸してもらえるようだ。近いうちに予約をして、乗ってみようと思う。

| | コメント (0)

2009年7月 1日 (水)

タバコ吸いたい弱者の権利も守って欲しい

今日からJR西日本は、京阪神近郊エリアの駅を全面禁煙とし、その他のエリアの駅も、ホーム上の喫煙コーナーを除いて、駅構内は全面禁煙。その結果、京阪神地区の全駅を含む251駅で喫煙ができなくなった。

これまでもタバコを吸われるお客様、吸われないお客様の双方が駅や列車を気持ちよくご利用いただけるよう、分煙の取り組みを進めてきましたが、受動喫煙防止に対する社会的要請がますます高まっていることや、禁煙化のさらなる拡大を求めるご要望が多いことなどから、在来線特急列車などの全席禁煙化ならびに、京阪神近郊エリアの在来線ホームの禁煙化の拡大を行うこととします。

ということだそうだ。

6月1日には、夜行列車の寝台車両を除き在来線特急列車などを全席禁煙となっている。また、「喫煙ルーム」 についても廃止された。一方、関西の大手私鉄5社は 「喫煙者のニーズも根強い」 と分煙のままで、顧客争奪戦が厳しい関西の私鉄ならではの思惑がうかがえる。

昨年2月8日の栃木県まで行ってきた 1にも書いたが、禁煙は関東の方が進んでおり、東高西低といわれている。既に禁煙化した駅で喫煙者からの苦情が少なかったことも、ホームの全面禁煙に踏み切る根拠になっている。

かっての十字軍のように、あるいは捕鯨反対運動のように、破竹の勢いで進軍してくる禁煙主義者が蔓延する中で、タバコを吸わせろと、JRに苦情をいうような勇敢な喫煙者は少ない。現在の科学的・技術的水準からすれば、受動喫煙が起こらないような完全な分煙は決して不可能ではない。

何とか無事に喜寿まで生きてこられて、今さら好きなお酒やタバコを止めたとして、何を楽しみに生きればいいんだ。こんなささやかな年寄りの、タバコを吸う権利も守って欲しい。タバコ会社も完全分煙装置を開発したらどうだ。飲食関連業を中心に、世界中で大きな需要があると思うが、どうだろう。

世界喫煙者権利擁護同盟でも結成しなきゃならんのだろうか。困ったことだ。

| | コメント (0)

« 2009年6月 | トップページ | 2009年8月 »