« 2009年10月 | トップページ

2009年11月28日 (土)

クジャクサボテン (孔雀サボテン)

クジャクサボテンは耐寒性がないので、毎年冬が来ると屋内の縁側に疎開させてきた。大きくなりすぎて移動が億劫になったので、小さな株に仕立て直すことにした。梅雨時に葉を切り取り、切り口が堅くなるまで乾燥させてから挿し木をした。それが発根し、新芽も伸ばしてきた。

091122kujakusaboten01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

小さな鉢の子株なので、これなら縁側に持ち込んでも、場所を取らない。持ち運びも楽だ。来春から、成長に合わせて少しずつ大きな鉢に変えていけば、そのうち花も咲かせてくれるだろう。生育力が強い植物なので、心配はしなかったが、それでもここまで来てホットしている。

091122kujakusaboten02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

クジャクサボテンというのは、本来、属名で、サボテン科クジャクサボテン属 ( Epiphyllum エピフィルム属) の常緑多肉性草本を指す。原産地は熱帯アメリカで、亜熱帯雨林に生育しているので、「森林性サボテン」 とも呼ばる。

090528kujakusaboten
この写真をクリックすると、大きな画像になります

しかし、いくつかの野生種を交配して作られた雑種の園芸系統を特にクジャクサボテンと呼んでいる。その場合の学名は Epiphyllum hybrid で、Epiphyllum は、ギリシャ語の 「 epi (上) + phyllon (葉) 」 が語源とか。花が葉の上の方で咲くことに由来している。hybrid は 「雑種の」 という意味。

070317kujakusaboten02_2
花芽。この写真をクリックすると、大きな画像になります

花期は5~6月頃で、光沢のある赤、ピンク、オレンジ、黄、白などの花を咲かせる。当家にあるのは、最もポピュラーな、紫がかった赤色で、よく見かける色だ。花はサイズといい、色合いといい、いかにも熱帯を彷彿させるような派手やかな、サンバでも聞こえてきそうな雰囲気を持っている。

070511kujakusaboten01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

同じエピフィルム属に分類されているゲッカビジン (月下美人) E. oxypetalum の大鉢もあった。まだ珍しかった頃なので、人もお呼びして見て頂いたりもした。だが、夜にだけ咲く一日花だし、大きな鉢で移動も大変だったし、そのうち見飽きてしまって、友人宅へ嫁入りさせてしまった。

| | コメント (4)

2009年11月26日 (木)

神戸 しあわせの村通信 60 馬事公苑 28

「初心調馬索」 第12日目、25鞍。木曜日はいつも Ta 先生で10時から。馬も前々回、先週木曜日と同じスペシャルハート、11才栗毛セン馬。珍しく今回もあいかたありで、Y さんというやや年配の女性。彼女は年季が入ってるようで、知り合いがたくさんいるみたいだった。

先週木曜日の軽速歩は、座るときも音を立てないように、静かに座ることができたようだが、気分的には無我夢中だった。何も考えることができなくて、スピード感だけを、それも異状に速い速度で走っているという感覚だけだった。

そのスピード感を元に、もっと上級者の軽速歩を見ていると、常歩ぐらいにしか見えない。馬脚を見れば確かに速歩なのだが、スローモーション・ビデオを見ているみたいに、静かにゆっくりと歩いていて、いや、走っていて、ゆっくりと立つ座るを繰り返している、かに見て取れる。

上級者の軽速歩がスローモーに見え、自分のそれはしゃにむに高速で走っているように感じる。同じ軽速歩でこの違いはどうしたことか。一言でいえば、未熟の証拠となるが、それでは解決にならない。今日の軽速歩では、このことを意識して、落ち着いてゆっくりと走ってみることにした。

だが、なかなか思うようにはならない。それでもかなりゆっくり走っている感じにはなった。つまりは、やや余裕がでてきたので、姿勢を正したり、骨盤を垂直にして、後ろに引いたアブミをしっかり踏んだりできるようになった。すると立つ座るもスムーズにできる。

しかし、しばらくすると、アブミが前に流れる。足を後ろに引いて、と先生の声がかかる。脚の筋肉が衰えているから、正しい姿勢を長時間維持できなくなっている。しあわせの村を歩く程度ではダメで、自宅でスクワットを中心に、もっと筋トレをやらねばならないようだ。

| | コメント (7)

2009年11月25日 (水)

美味しいお酒を頂いた 福寿

親しい友人が、東灘区にある清酒 「福寿」 の醸造元、神戸酒心館で、お昼を食べてきました、お土産です、といって、「福寿」 の詰め合わせを送って下さった。3本セットで、1本は桐箱に入った大吟醸 極上原酒 「福寿」。精米歩合35%まで磨き上げた兵庫県産山田錦を100%使用、低温でじっくり醸しだした、とか。

091113fukuju01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

大吟醸原酒の極上品ということなので、いつものぬる燗ではなく、ワイングラスに入れて冷やのまま頂いた。独特のあまい華やかな香りを、まず楽しむ。おもむろに、舌の上に載せる。口中に含んだときの薫りと、柔らかな刺激、こういうのを豊かな味わいというのか、いくらでも飲めそうなお酒だった。

次は、薄いグリーンの瓶に入った超特撰 純米酒 「福寿」 で、酒造好適米の最高峰といわれる 「山田錦」 を100%使用した超特撰純米酒。いつものぬる燗にぴったりのお酒だった。普段から飲み慣れている純米酒独特のコクがあって旨い。しかも、ごくんとやった後のキレがすばらしい。

091113fukuju02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

最後は紫色がかった濃いブルーの瓶で、純米吟醸 「福寿」。純米吟醸とは、米、米こうじを使い、精米歩合が 60%以下のものをいうそうだが、米の旨味が生きたまろやかな口あたりが絶品で、豊かな吟醸香がすばらしい。こちらもぬる燗で楽しんだが、旨い酒だった。

| | コメント (4)

2009年11月23日 (月)

神戸 しあわせの村通信 59 馬事公苑 27

「初心調馬索」 第11日目、24鞍。月曜日はいつも I 先生で10時からだが、今日は祭日なので特別に9時開始。馬は先週月曜日と同じフォルテ。最近は一対一が普通になっていたが、祭日のせいか、S さんという台湾の年配男性と一緒になった。

女性のあいかたは、たまにあったが男性いうのは記憶にない。教室も含めて24鞍中初めてだった。蹄洗場や馬場などでなどで見かけるのもほとんど女性で、このクラブは女性が多いようだ。しかし今日は、休日のためか男性がかなりいた。こちらは普段、週日に行っているからかも知れない。

091123bajikouen01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

終わってから観覧席に移動して、屋外馬場のレッスンを見ていると、小学生ではないかと思われる小さな少年が騎乗していた。屋外馬場は上級者専用で、われわれ駆け出しは、屋内馬場でしか練習できない。早く屋外で乗りたいと思って、頑張ってはいるが、いつのことか見当も付かない。

これくらいの年から練習すれば、競技会にも出られるだろうし、才能があればプロにも成れるだろう。去る11月6~8日に三木ホースランドパークで開かれた第34回兵庫県親善馬術大会で、小学校5年生の有田鼓太郎君が小障害飛越E-Ⅱに出場したそうだが、彼かも知れない。

091123bajikouen02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

いつもと同じで、馬着の汚れを落としてから、馬のブラッシング。馬着を着ているためか、馬の汚れが少ない。しかし昨日の雨で土が濡れていたので、クツワにはたっぷり土が詰まっており、裏掘りはやりがいがあった。

相変わらず軽速歩はやらせてもらえない。常歩での馬上体操、手綱を放して両手を挙げたり、ぐるぐる回したり。え...いまごろ!、といわれそうだが、それから停める練習。なかなか好きなときにパット停まらない。左回り、つまり反時計回りをしているので、右手をちょっと開く...といわれても、停まらない。

馬上、馬の動きで馬に動かされている。自分のその動きを止めれば、馬は自然に停まる、とおっしゃるが、よく判らない。手綱を強く引くと、馬は反発して引き戻そうとする。これでは停まらない。手綱を持った両手を少し上に挙げると、馬は顔を上げる。顔を上げると馬は歩けないから停まる。

歩き始めるときも、停まるときも、姿勢が正しくないといけない。目線を高く進行方向をまっすぐ見つめる。目線が落ちて馬のたてがみを見ているようだと、身体が前屈みになって、馬の前足に荷重がかかる。これがよくない。あいかたも同じ注意をされていた。

馬腹が凹凸する動きにあわせて、左、右と膨れた側の馬腹を脚で押さえながら常歩。少し強く押すと早い常歩になる。もう少し強く押さえると、速歩になる。速歩になっても立つ座るをしないで、脚の力を緩めて、早い常歩に戻す。常歩・早い常歩・速歩の繰り返しを続ける。

早く立つ座るをしたい。欲求不満になりそうだ。しかしこの先生は基本をみっちり、という方針なので、軽速歩はさせてもらえない。そう思えば、まだまだ基本が身に付いていない。脚で馬腹を押すときに、力の強さも、まだ身体が覚えていない。

馬は調教されているので、乗り手の意思を馬に伝える方法も決まっている。伝達するための動作が決まっている。この動作も、慣れてくると小さくする。小さな合図で馬に意思を伝えることができる。意思伝達の動作はできるだけ小さくする。なかなか難しい。

屋外馬場では障害の練習もしていた。

神戸乗馬倶楽部 屋外馬場での障害練習

YouTube にアップロードしました。左の YouTube をクリックしてご覧ください。

| | コメント (2)

2009年11月22日 (日)

金沢、和倉温泉、能登半島 2

まず、輪島の朝市を目指す。360メートルと長い朝市通りには250軒の露天が並び、買ってくれと、呼び声がかかる。日曜日で催しなどもあって、大混雑。駐車場探しの車で大渋滞。探すのに苦労したあげくに、やっと駐車。集合時刻と場所を決めて、一時解散。

解禁になったばかりのカニをはじめ、とれたての魚介類、むしあわび、もみいか、一夜干しなどの海産物、山芋などの野菜類や輪島塗、能州紬、天然塩などが売られている。値札は付いていなくて、値切り交渉を楽しむようになっている。価格を知らないので、安いのか高いのか見当が付かない。

たまたま当日 (11月15日) はマリンタウン特設会場で、輪島かにまつりを開催しており、かに汁、かに飯、浜茹でかになどを用意、生け簀ではズワイガニを大きさで分けて1匹7千円、5千円、3千円などで販売していた。3千円のしかなければ、それを買っているが、大きな7千円のを見ると迷いが生じる。

輪島市が出身地である永井豪 (きよし) の永井豪記念館もあった。入場料500円、マジンガーZ、デビルマン、ハレンチ学園などで育った世代なら、500円は安いのではないだろうか。喜寿の年代にとっては、関心対象外で、入ろうという気がしない。

091115senmaida01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

091115senmaida02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

少し早めに出発して禄剛崎灯台へ向かう。途中に白米千枚田、窓岩、、曽々木海岸、ゴジラ岩などを見て、禄剛崎灯台に到着。雨こそ降らなかったが、どんよりとした曇り空で、風が強く波が荒い。そのせいか、海上に虹がかかっていた。ここで少し脱線。

1964年5月に友人たち5人、車中泊を含めて3泊4日で、能登半島一週旅行をした。大阪23時15分発寝台急行 「つるぎ」 で6時間半かけて金沢着。羽咋 (ハクイ) から北陸鉄道の鉄道路線であった能登線で三明へ。この線は過疎化とモータリゼーションで1972年6月日全線廃止となっている。

後は遊覧船で厳門 (ガンモン) に行き、以後はバスを利用。富来 (トギ) からバスで2時間もかけて曹洞宗大本山総持寺に参詣。予約しておいた精進料理を、尼僧の接待で食べたが、肩がこった。輪島では輪島塗製造元を見学して、曽々木の窓岩ホテル泊。たっぷり飲んで5人分6千円余りだった。

この窓岩ホテルを車窓から見ることができた。半世紀以上も前のことだから、立て替えてはいるのだろうが、そんなことは判らない。ただ、「窓岩ホテル」 の看板が、一瞬だが見えた。ここからしばらく車中は、喜寿じじいの昔語りに花が咲いた。その古老話をここでも再現しよう。

タクシーを利用して重要文化財の上時国家、下時国家まで往復、窓岩から真浦まで歩く間に、大阪、心斎橋にあるデパート 大丸にお勤めのお嬢さん方3人と一緒になり、合流して観光。バスを乗り継ぎながら、半島最北東端の禄剛崎灯台。バス停から20分も歩いてよしが浦温泉着。

この温泉はまだ電気が通じてなくて、油のランプが主照明、移動は懐中電灯、しかしトランジスタテレビがあった。お酒も飲んだが、8人の宿泊代が合計7160円。当時は10本入りピースが50円、20本入りハイライトが80円、コーヒー一杯は70円ぐらいだったから、思えば安い泊まり賃だった。

091115rokugouzaki01 091115rokugouzaki03
この写真をクリックすると、大きな画像になります

091115rokugouzaki02 091115rokugouzaki04
この写真をクリックすると、大きな画像になります

禄剛崎灯台の土産物店を覗くと、いしるを売っていた。いしる (魚汁) は日本三大魚醤の一つといわれ、奥能登地方に伝わる伝統の調味料。輪島港に水揚げされた新鮮なイワシの頭と内臓に粗塩をまぶし、3年間木樽に漬け込む。スッキリした風味で、グルタミン酸とイノシン酸を多く含み、旨味成分たっぷり、とか。

091115isiru01 091115isiru04
この写真をクリックすると、大きな画像になります

しょうゆに湯を注いだだけでは汁にならないが、いしるならだしを使わなくても汁のもとになるうま味を持っている。つまりは魚を原料とした濃い口醤油といえる。煮物、鍋物、刺身醤油として使える。買い損ねていたので、早速ここで調達。その時売店の女性に 「ながも」 も買わされた。

091115isiru0203
この写真をクリックすると、大きな画像になります

帰ってからネットで調べてみた。ながもは、文字通り長い藻のことで、正式名称は 「アカモク」、粘りがあるのが特徴の海藻。佐渡ではみそ汁や酢の物、わさび醤油などで食べる。もずくと似ているが、それよりも細く味や歯ざわりが繊細で、のど越しが良い、とある。

091115nagamo01 091115nagamo02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

買ったのは干物だが、加熱後冷凍保存品もあるようだ。ぬるぬるシャキシャキした食感ながら、特別の味があるわけではなく、特に味蕾を刺激しない。味よりも食感を楽しむ食品のようだ。わざわざ買いに行ったり、通販などで注文するほどのものではない。失敗だった。

禄剛崎灯台の登り口に2~3軒ある飲食店の中で、一番古びた、壊れそうな建物の店に入って昼食。帰る列車の都合で時間があまり無い。一同揃って、「田舎そば」 を注文。予想通りそばも出し汁も絶品でまことに旨い。だが、具が輪切りの大根、小芋、かぼちゃ一切れ、麩というのには驚いた。

091115noto01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

あとは和倉温泉駅目指して、ひたすら走りに走る。駅前に妙な名前の喫茶店があった。「はいだるい」 という名で、看板の上に寝そべった人物が見える。送迎バスの運転手さんに尋ねるも明快な答えがない。帰宅後にネットで調べると、方言で、動きがのろかったり、物事が思うようにいかなかったりするときなどに使う...とのこと。

| | コメント (2)

2009年11月20日 (金)

金沢、和倉温泉、能登半島 1

14・15日、恒例になっている勤務先の社員慰安旅行に行ってきた。去年は27年ぶりの沖縄 1で書いたように、2泊3日の豪華旅行だったが、今年はいつも通りの一泊にした。大阪駅9時42分発の特急サンダーバードに乗って金沢へ。

091114thunderbird01 091114thunderbird02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

昼食は金沢駅にある金沢百番街内のライオン 金沢駅店の個室を幹事が予約していた。金沢までの車中で一同、ビールをたっぷり飲んできたのだが、それはそれで、あらためてジョッキで旅のスタートに乾杯。時間がないので兼六園だけの観光になり、お城や忍者寺などは諦めた。

091114kenrokuen01
一か月半くらいかかる雪吊り。画像クリックで拡大表示

091114kenrokuen02 091114kenrokuen03
雪吊り 掃除が大変
この写真をクリックすると、大きな画像になります

何度も訪れたコースなので、あまり感慨がわかない。が、若い社員たちが立てた計画だし、まあ、初めての人もいることだから、おつき合いは致し方ない。天候不順だったが、車内や屋内にいるときだけ雨が降って、歩いているときはやんでいた。用意の折りたたみ傘も不要。よほど神通力の強い晴れ男が混じっていたらしい。

091114kenrokuen04
この写真をクリックすると、大きな画像になります

091114kenrokuen08
この写真をクリックすると、大きな画像になります

金沢駅は中に巨大な店舗群を構え、飲食店街、デパート、土産物売り店などが揃っている。ありがたいことに喫茶店は分煙性で、コーヒを飲みながらタバコが吸えた。神戸駅を出てから3時間余りの強制禁煙で溜まったストレスを、ここで充分発散して次の禁煙に備える。

091114kaburazusi01
かぶら寿し。画像クリックで拡大表示

091114kaburazusi02
かぶら寿し。画像クリックで拡大表示

主な土産物はここ、金沢百番街で買った。まず、鰤 (ブリ) のかぶら寿し。これは 2006 年1 月 6 日に神戸の泥鰌屋で書いた 「吾作」 へ行くと、冬だと時々食べさせてくれる北陸の名物で、独特の味が忘れられず、買いたいと思っていた。なお重 (なおえ) 076-231-6688 という店で2千百円+クール宅急便代。決して安いものではないことが判った。

次は定番の、鱒押し寿司。創業明治41年という 「ますのすし本舗」 076-223-8086 で、千7百円+宅配便代、こちらもそこそこのお値段。しかし上記のかぶら寿しや、他の寿し類に比べると、量・味共に遜色がなく、お買い得感がある。

091114kintuba01 091114kintuba03
中田屋のきんつば。画像クリックで拡大表示

最後はきんつばの中田屋 076-260-6069 のきんつば。神戸には 2006 年 1 月 28 日に、高砂屋のきんつばで書いた有名なきんつばもあるが、こちらはまた別。「花かさね」 という、ふつうのきんつばときんつば 「うぐいす」 との詰め合わせ。片や小豆、片や青エンドウで、威風堂々と薫風清々と説明書にある。

091114kintuba02 091114kintuba04
中田屋のきんつば。画像クリックで拡大表示

京都は別格として、金沢、松本、松江は徳川時代の三大茶所、お茶の好きな殿様が銘菓を育てた。今もそれらの菓子店は健在で、それぞれの地で賑わっている。訪れる機会があれば必ず買って帰ることにしている。松本については松本市のお菓子と幻の信州そばでも 「開運堂」 のことを書いている。

金沢から再度サンダーバードで和倉温泉へ。宿舎は有名な加賀屋の姉妹店、あえの風。春から夏にかけて、日本海沿岸で吹く、北ないし北東の風をあいの風、あゆの風と呼ぶが、旅館で尋ねると、あえの風とは東風のことだとか。道真の名歌、「コチ吹かば、 匂ひおこせよ 梅の花」 の東風とは違うようだ。

091114wakuraonsen01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

あえの風という旅館は、すばらしかった。随所に客をもてなす心遣いがみえる。まず、エレベータが速い。カラオケボックスまで用意。風呂場に暗証番号でロックできる貴重品入れがある。風呂で脱いだ草履に番号札を付けて、出たときに同じ草履が履けるようにしてある。

091114wakuraonsen02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

全室がオーシャンビュー。部屋からは七尾西湾とツインブリッジのと、能登島大橋が見える。大浴場では清潔で快適なサウナに入ってたっぷり汗を流し、湯船につかると、ここからも海が見える。朝風呂に入ってゆっくりくつろぐと、昨夜のお酒も抜けて、また飲めそうな気分。

091114wakuraonsen03
この写真をクリックすると、大きな画像になります

部屋に用意されているタオルや歯ブラシは、一部に緑、黄、白の色づけをしており、同室の他人との混用を防止。丹前も大・中・小ではなく、5センチ刻みの長さで用意。ウオッシュレットや室内履き足袋などは、当節、当たり前になってきたが、ここまでの配慮は、さすがに珍しい。

夕食は板前が腕をふるって、珍しい料理をたっぷりで、食べきれない。和倉源泉入りの湯の香豆腐は初物。岩塩スープのしゃぶ鍋には、コラーゲンとヒアルロン酸が入っていた。古代米おにぎりの鯛茶漬けも初めて。黒ごまソースのパンナ・コッタも微妙な味だった。

091114wakuraonsen06
この写真をクリックすると、大きな画像になります

朝食は和洋混合のバイキング。大きな部屋に、品数が豊富で目移りがして困る。ついつい取りすぎて、食べきれないほどになり、貧乏人根性まる出しで恥ずかしい。みそ汁も赤だしと白みそのと2種類が用意されているだけでも心遣いが判る。パンや飲み物の種類も多く、満足させられた。

吹き抜けになった地階には巨大な土産物売り場があり、服類まで置いてあった。1階ロビーには朝市があり、海産物や農産物を売っている。これでは、温泉街の土産物売り店などをひやかす必要もない。送迎バスで送ってもらい、駅前の日産レンタカーで10人乗りを借受け、能登半島一週の旅に出発。

| | コメント (2)

2009年11月19日 (木)

神戸 しあわせの村通信 58 馬事公苑 26

「初心調馬索」 第10日目、23鞍。木曜日はいつも Ta 先生で10時から。馬も前回、先週木曜日と同じスペシャルハート、11才栗毛セン馬。今回もあいかたなしの一対一だった。前回は気が付かなかったが、額に2本の切り傷が目立った。馬房のどこかで擦ったのだろうと、Ta 先生。

091119specialheart01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

この馬は前足で踏みに来る癖がある。うっかりしていると、こちらの足を踏まれてしまう。踏まれて骨折して、1カ月休んだ人の話を、聞いたか、どこかで読んだか。年寄りだから骨折の治療でも1カ月ぐらいでは治らないだろう。馬着を脱がせるときに、踏まれそうになった。気をつけなくては。

091119specialheart02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

いつものように常歩での馬上体操。手綱を放して両手を開いたり上に挙げたり。アブミをはずして足首を掴み、スネを下に下げて、太ももの筋肉を伸ばす。馬上体操が終わると、すぐ軽速歩になる。カリキュラムによると、「初心調馬索」 は20日となっているので、今日が折り返し点。

091119specialheart03
鼻筋からちょっと目の方に寄ったあたりに傷跡

若くて上手な人は飛び級などがあって、ここに20日間も逗留する人は少ないだろうが、こちらは喜寿なのだから、みっちりやらせて頂く。月曜日 I 先生の教室も、今日の Ta 先生の教室も、微少ながら上達しているように感じられる。極々少しずつながら、身体が覚え始めているような気がする。

膝をくの字に曲げ、アブミを後ろに引いて、立つ座るだが、膝でしっかりニーパッドを挟んでいないと、アブミが前へ流れてしまう。腰骨がまっすぐ立っていないからですよ、といわれて、姿勢を正し、腰骨を垂直に立てると、自然とアブミが後ろへ行く。単純なことだが、要するに姿勢の問題だった。

091119specialheart04
この写真をクリックすると、大きな画像になります

座るときも脚の関節を使って、静かに座る。気を抜くと、お尻が鞍の上にどしーんと落ちて音がする。上手く座れたときは音がしない。音を立てずに座れる回数が、次第に多くなる。腰骨の垂直が崩れて姿勢が悪くなると、アブミが前に流され、座るときに音がする。なかなか難しい。

| | コメント (2)

2009年11月18日 (水)

植木屋さん

剪定のシーズンがやって来た。落葉樹のアメリカザイフリボクやヤマボウシは葉を落として裸になっている。キンモクセイの薫りが庭から家の中まで染み渡って楽しませてくれたが、その花も散ってしまった。モチノキの実は真っ赤な満艦飾で、シュートがかなり目立つようになった。

091109uekiya_motinoki01 091115uekiya_motinoki01
剪定前後のモチノキ。画像クリックで拡大表示

091109uekiya_motinoki02 091115uekiya_motinoki02
剪定前後のモチノキ。画像クリックで拡大表示

これが我が家で剪定を始めるタイミングになる。落葉樹が葉を落とし、キンモクセイの花が終わると、植木屋さんがやってきて刈り込みをしてくれる。30年も前に庭を造り、大きな池を掘ってくれた初代植木屋さんは、当時既にかなりのお年で、もうずいぶん以前にお亡くなりになった。

091109uekiya_matu01_2 091115uekiya_matu01
剪定前後の松。画像クリックで拡大表示

091109uekiya_matu02_2 091115uekiya_matu02_3
剪定前後の松。画像クリックで拡大表示

その後に若手の植木屋さんに代わって、池を潰したり、槇の樹を植えたりしてもらった。今は三代目で、遠く丹波の篠山 (ササヤマ) からおみえになる。自家製のお米や野菜などを届けて下さる。お米も旨いが、黒枝豆は絶品だ。玄関にある門かぶりの松を刈り込むのがメインの仕事になっている。

091112uekiya_matu 091115uekiya_matu03
剪定前後の松。画像クリックで拡大表示

2人でおみえになって、生け垣のカイヅカを剪定したり、モチノキ、アオキ、サザンカ、ツバキ、ナンテン、マンリョウなどの常緑樹も整形して頂く。ただし、ツツジ、サツキや落葉樹のドウダンツツジ、アジサイなどは花芽の形成が早いので、夏の間に自分で刈り込んでいる。そうしないと花が咲かない。

091109uekiya_kinmokusei 091115uekiya_kinmokusei
剪定前後のキンモクセイ。画像クリックで拡大表示

ハナカイドウマユミムラサキシキブヤマブキユキヤナギライラック、レンギョウなども、自分で適当に刈り込んでいる。面積が広いカイヅカや、背の高いモチノキ、キンモクセイなどは手に負えないし、手間のかかる松などもお願いするしかない。

植木屋さんがお帰りになった後は、久しぶりに散髪をした感じですっきりする。同じ庭なのに装いがすっかり変わって、秋が実感できる。これから寒い冬が来るんだと、つくづく思う。

| | コメント (2)

2009年11月16日 (月)

神戸 しあわせの村通信 57 馬事公苑 25

「初心調馬索」 第9日目、22鞍。月曜日はいつも I 先生で10時から。馬は先週先々週月曜日と同じく栗毛のフォルテ、14才セン馬。最近は、あいかたなしのマンツーマンに戻って、これが普通になってきたようだ。寒くなってきたので馬衣を着せていた。

091116forte03
この写真をクリックすると、大きな画像になります

馬衣のワラくずをブラッシングで落としてから、馬衣を脱がせて、馬のブラッシング、蹄の裏掘りを済ませて、いつもの屋内馬場へ。常歩で馬上体操をしてから、前回と同じく、軽速歩はしないで常歩を続ける。手綱を短く、手はまっすぐに伸ばす。両手は馬の口幅で、上に上げない。

手綱を持った手を上に上げると馬が停まってしまう。両手でハミの感触を掴み、強すぎず弱すぎず、手綱を張る。脚で馬腹の、左、右の動きを感じる。そうすると馬の呼吸が判り、馬と呼吸が合ってくる、そうだが、合っているのかどうかは判らない。左の馬腹が押し出されたときに、腰をひねって軽く押し戻す。

091116forte01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

右側馬腹の時も同じ。そうすると、常歩のスピードが上がる。早い常歩を続ける。もう少し脚に力を入れると、速歩になる。すぐ、脚の力を少し落として、早い常歩を経て常歩に戻す。今日はこれの繰り替えし。常歩、早い常歩、速歩と進んで、その逆戻り。

常歩、早い常歩、速歩と変化するときの馬の動きを身体で感じるように、とか言われるが、これもよく判らない。手綱は短く、手が馬の耳を掴もうとするような気持ちで、まっすぐ前に伸ばす。姿勢を正して胸を張る。目線は高く、進行方向を見る。なかなか難しくて、悲しいかな、会得できない。

091116forte02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

同じ 「初心調馬索」 でも、O 先生や Ta 先生は、こんな手の込んだ指導をしない。それでも普通の生徒は、立つ座るをちゃんと会得して、上のクラスに進級していく。喜寿や傘寿のじじい相手だと、そうはいかない。人にものを教えるのは難しいことだが、身体に憶えさせるのはもっと難しい。

終わった後 I 先生はいつも、「楽しいですか」 とお尋ねになる。「ハイ、楽しんでいます。とても楽しいです」、で双方にっこり。気温が下がってきて、汗をかくこともなくなったが、動きの少ない先生は、さぞお寒いことと思う。お気の毒だが致し方ない。

| | コメント (8)

2009年11月14日 (土)

麺通団の讃岐うどん

古希じいの 「食べる話」 ということで始めたこのブログも、ネタがなくて 「食べる話」 は少ないし、アラ古希だったのが、今や77才の傘寿になっている。羊頭狗肉とはこのことだ。「じじいのよもやま話」 あたりが妥当だったか、と反省するも、今さら変えたくない。今日は珍しく食べる話。

麺通団の讃岐うどんを通販で買ってみた。実は、勝谷誠彦の××な日々という日刊メールマガジンを有料購読している。最近は有料のメルマガなんて殆ど無くなってしまったのに、頑固にも有料配信。月875円というのが高いのか安いのか定かでないが、ともかく読んでいる。

091028sanuki01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

その記事に時々麺通団のことが書かれている。ネットで調べてみると、東京に数店、あとは名古屋、福岡などにあるが、神戸には出店していない。無いとなるとなおさら食べてみたい。で、楽天に出店している麺通団Shopへ申込みをした。麺通団プレシャスうどん6食入り、1,785円(税込)だ。

091028sanuki02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

10~11分ゆがいて、冷水で締めて...とあるので、10分半で引き上げた。これはすごい。うどんについては、いくらかうるさい方のつもりだが、腰がすばらしい。もっちりした歯触りがなんともいえない。つゆもダシも関係ない。いわく言い難い旨さだった。

091028sanuki03
この写真をクリックすると、大きな画像になります

こんな旨いうどんを毎日でも食べられる所が、日本にあるのだ。麺通団よ、是非神戸に店を出して欲しい。できれば神戸駅周辺が望ましい。今の会社に近いので、毎日でも昼食に行けるから。徳島や名古屋までは食べにいけない。当分は通販に頼るしかない。残念だが致し方ない。

091028sanuki04
この写真をクリックすると、大きな画像になります

2006 年 1 月 15 日の 「金トビ」 の細うどんで書いているように、当家では 「金トビ」 の細うどんを取り寄せて食べている。これからは、全く対極にあるような麺通団のうどんも食べられる。うどんの間口が広がった。ありがたいことだ。

091028sanuki05
この写真をクリックすると、大きな画像になります

| | コメント (4)

2009年11月12日 (木)

神戸 しあわせの村通信 56 馬事公苑 24

「初心調馬索」 第8日、21鞍目。木曜日はいつも Ta 先生で10時からだが、昨日の大雨で屋外馬場レッスンの一部を屋内馬場に変更したらしく、9時半スタートに変更との電話連絡が昨夕にあった。雨の昨日は、終日屋内馬場を使用したそうだ。馬はスペシャルハート、11才栗毛セン馬。

今回もあいかたなしの一対一だった。いつものように馬上体操をしてから常歩。先週木曜日に O 先生からも言われたことだが、腿から脚を後ろに引いて乗る。靴が馬腹に当たるように、ニーパッドで膝が前に流れないようにする。骨盤をまっすぐに、肩を開き胸を張って姿勢を正す。

091112specialheart
この写真をクリックすると、大きな画像になります

くの字に曲がった脚に力を入れて、鐙をしっかり踏む。すぐに軽速歩が始まる。最初は座るタイミングが早すぎて、お尻がドンドンと2回続けて鞍に当たるが、立つ時間を心持ち長くすると、すぐに治った。「座る」 が鞍に落ちるのではなく、静かに座れるようになった。これでよい。

うっかりすると、靴が前に流れて、脚がニーパッドの前に出てしまう。そうなると脚に力が入らなくなって、鐙を踏ん張れなくなる。靴を後ろに引き、腿に力を入れて、ニーパッドをしっかり挟む。すると自然に立つ座るができるようになる。

前回月曜日の、I 先生の助言通り、グリップには触らないで手綱を短く持って走る。靴が馬腹の動きを感じて、立つ座るを繰り返す。時々、胸を開いて、目線を上に...の声がかかり、慌てて姿勢を正す。軽速歩に気を取られると姿勢が崩れる。が、自分で言うのもなんだが、まあまあの出来のようだ。

10時に蹄洗場へスペシャルハートを連れて帰ると、もう次ぎに乗る人が待ていた。頭絡を無口に付け替えたりする間もなく、蹄の裏掘りやブラッシングもしないで、すぐ待ってた人にバトンタッチ。雨で屋外馬場を使えないから、スケジュールの調整、やりくりで大変なようだった。

| | コメント (6)

2009年11月 9日 (月)

神戸 しあわせの村通信 55 馬事公苑 23

「初心調馬索」 第7日目、ついに20鞍まで来た。月曜日はいつも I 先生で10時から。基本をみっちりというスタイルの先生で、おまけに年齢を勘案して下さるので、当たりが非常に柔らかい。馬も先週月曜日と同じく栗毛のフォルテ、14才セン馬。今回もあいかたなしで、一対一だった。

前回 (神戸 しあわせの村通信 53 馬事公苑 22)、5日はなんとか軽速歩ができたので、それにまだ4日しか経っていないので、身体が覚えているはずだ。しかし、I 先生なので軽速歩はやらせて頂けない。手綱を今までよりもかなり短く持って、つまり腕を伸ばした状態で、常歩を続ける。

091109forte01
奥に立つのは I 先生。画像クリックで拡大表示

鐙から脚を抜いて、馬の歩みに併せ、左、右と脚を下げる。歩みに併せて膨れた方の馬腹を脚で押す。姿勢を正すために片手を回す。押す脚に力が入りすぎると、速歩になる。しかし立つ座るをしないで常歩に戻す。脚に少し力を入れて押すと、早い常歩になる。速歩になる直前の常歩で進む。

手綱で轡とのコンタクトをしっかり取る。手綱は緩めない。引っ張りすぎない。手綱は短く持つ。もうグリップには手が届かない。前屈みにならないように。「鞍上に人なく、鞍下に馬なし」 の心境で...といわれても、そんな極意はとても悟れない。軽速歩は木曜日までお預け。

| | コメント (12)

2009年11月 8日 (日)

神戸 しあわせの村通信 54 カリン

昨日、今日と晴天に恵まれて気温も高く、しあわせの村を歩いて、たっぷり汗を流してきた。久しぶりに秋日和の休日ということで人出も多く、朝市のあたりも賑わっていた。農家手作りの巻きずし、赤飯、炊き込みご飯、野菜、柿、イチジクなどに、人だかりがしていた。

091108karin01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

10月30日のカリン (花梨) に書いたカリンも売られていた。というよりも、無人スタンドにビニールの袋詰めが積まれており、1袋1キログラムです。300円以上寄付してお持ち帰り下さい、と掲示されていた。開花から結実まで見てきて、売り出されるのを待っていたので、1袋買って帰った。

091108karin02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

帰って袋を開けてみると、専門の出荷業者と違い、形や熟度、大小が様々、傷もあったりで今風の売り物にはなりにくい。しかし、福祉募金なのだから、これで充分。そんなことより、すごい薫り。食卓の上に盛っておくと、独特のよい香りがホワーっと広がり、家中に行き渡って、幸せな気分にしてくれる。

090924karin01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

これだけはインターネットで伝えようがない。匂いと味覚とは文字でしか伝達できない。ネットで伝えられる色彩には、憶えきれないほどの色名があるのに、筆舌に尽くしがたい味覚や匂いには固有の名前が少なすぎる。果物屋さんにでも行って、カリンの香りを味わって下さい、としか言えない。

| | コメント (2)

2009年11月 7日 (土)

落ち葉と紅葉

この街はイチョウとトウカエデとが街路樹になっている。どちらも落葉樹なので、冬は葉を落として日当たりをよくする。夏はこんもり茂って歩行者に日陰を提供している。春は新芽の息吹が美しく、秋にはきれいな紅葉と黄葉とを楽しませてくれる。その代わり落ち葉がすごくて、毎日のように道路掃除。

091030toukaede01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

ところが最近、まだ紅・黄葉していないのに、市から刈り込みに来る。それも、ばっさりと切ってしまい、葉は殆ど残らない。だから、落葉樹が一番美しい紅・黄葉をみせてくれない。これでは街路樹の意味がない。紅・黄葉が終わって、落葉してからゆっくりと剪定すべきではなかろうか。

091031toukaede01_2
この写真をクリックすると、大きな画像になります

この街が分譲され始めて、もう30年を超えている。若かった住民もすっかり老化してしまった。小さな子供が殆ど見かけられない。親子2世帯同居になって、孫のいる家庭もあるぐらいだ。いずれにせよ住民は歳をとって体力も低下している。狭い前の道路を掃除するのも億劫になってきた。

091031toukaede02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

だから、毎朝の落ち葉掃きも苦痛になってきた。で、早く刈り込んで、葉があまり落ちないようにして欲しい、という要請が増えた。神戸市はその希望に応じて、紅・黄葉が始まる前に街路樹の枝を刈り込んでしまう。黄化したイチョウの葉が、路面に堆積して黄金色に輝く景観はもう見られない。

071201ityou
この写真をクリックすると、大きな画像になります

そのうち、街路樹を全部撤去して欲しいなどという要望も出てきそうだ。我が家は角家なので敷地の2面が道路に接している。落ち葉を掃く面積も2倍となって広い。それでも掃除をしている。そんなに嫌なら売り払って、街路樹のない都心か、マンションにでも引っ越せばよさそうなものだ。

081113ityouu01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

自宅にいながらにして紅葉を愛でる贅沢は許されなくなった。紅葉が見たければ、街中のあちこちにある小さな公園か、いっそしあわせの村まで足を伸ばすかするほかなくなってしまった。その代わり落ち葉を掃く労力は少なくなった。残念なことだが、致し方なくやむをえない。

| | コメント (4)

2009年11月 5日 (木)

神戸 しあわせの村通信 53 馬事公苑 22

乗馬レッスンを週1回から2回にバージョンアップしたら、途端に忙しく感じるようになった。歳をとるごとに時間の経過が早く感じられるのに、それがさらに増幅されている。気に入っているので毎日でも乗りたい、という気分と、ウワー、もう乗馬の日が来た~、という感覚とが混在して不思議な気分だ。

090723hokuto
この写真をクリックすると、大きな画像になります

今日は 「初心調馬索」 第6日目、19鞍。木曜日はいつも Ta 先生で10時からだが、教室時代に大変お世話になった O 先生に代わった。馬は北斗、17才鹿毛のセン馬。おまけに今回も珍しくあいかたなしで、一対一。共通の知り合いなので、きくさんやはなさん、いたちさんが話題になる。

いつものように馬上体操をしてから、軽速歩。立って座ってがなかなか上手く行かない。いつものことだが、姿勢を正すのに気をとられると、座骨が疎かになる。ちゃんと出来だすと、姿勢が崩れてうつむき気味になる。

091105hokuto01
乗り終わった直後で、もう次の乗り手が待っているのに、
何となく眠たそう。拡大表示は画像をクリック

O 先生の指示で、鐙を少し後ろに引いて、足裏が水平になるようにする。それで鐙を踏ん張ると上手く立てる。座る時は膝に力を入れて、静かに座る。立つ時は高くまで挙げないで、小さく立ってそーっと座る。いつも注意されてることだが、なかなか実行できない。

091105hokuto02
こちらも眠そうな顔。拡大表示は画像をクリック

それが、今日はできた。ちょっと立って静かに座る。鞍の前にあるグリップから手を放して、手綱だけを握って走る。今までは鞍の上にドーンと落ちて、お尻が痛かったのだが、今度は痛くも何ともない。この方が乗ってる者も馬も楽で、軽快に走っているのが実感できた。O 先生、ありがとう。

091105hokuto03
この写真をクリックすると、大きな画像になります

できてもできなくても、最後はいつでも褒めて下さる O 先生だが、今日だけは鼻高々で、先生の褒め言葉も納得できた。次回 I 先生の月曜日まで、身体が覚えていてくれるかどうかが問題だ。19鞍目でやっと一皮剥けた感じだ。奥が深いのは承知の上だが、深すぎる。

| | コメント (6)

2009年11月 2日 (月)

神戸 しあわせの村通信 52 馬事公苑 21

今日は久しぶりのレッスンで18鞍目。風邪気味で大事をとって休んできたのを復活。前回は10月19日だったから、14日ぶりになる。10時から I 先生の 「初心調馬索」 第5日目、馬はフォルテ、14才セン馬。今回は珍しくあいかたなしで、一対一だった。

091102forte01
この写真をクリックすると、大きな画像になります

極々初歩からの教習で、手綱の持ち方を正した後、手は馬のキ甲の上に固定する。これは昨日、グール・J・ワディア先生も同じことをおっしゃっていた。脇を締める、両手の間隔は馬の口幅と同じにする。手綱はピーンと張り、手綱を通して馬の口を両手で感じること。

091102forte02
この写真をクリックすると、大きな画像になります

相変わらず姿勢がよくないので、何度も注意される。頭の毛が後ろに引っ張られる感じの姿勢。歩き出す時は、蹴らないで、脚で馬腹を締める。停まる時は手綱を持った手を、引くのではなく、上に挙げるようにする。歩き出す時も停まる時も、姿勢をまっすぐに、前屈みにならないように。

091102forte03
この写真をクリックすると、大きな画像になります

屋内馬場だから天気に関係はないはずだが、降ったり止んだりのおかしな天気で、おまけに昨日の午後はたっぷり降ったせいで、厩舎、洗い場、馬場と往復する道はかなりぬかるんでいた。おかげで靴もチャップスもすっかり汚れてしまった。そのまま自動車に乗ったので、運転席の床まで汚くなった。

091102forte04
この写真をクリックすると、大きな画像になります

| | コメント (4)

2009年11月 1日 (日)

神戸 しあわせの村通信 51 馬事公苑 20

今日、11月1日は正午より1時間半、馬事公苑の研修室で、特別講師 グール・J・ワディア先生の レクチャーがあった。参加料は正会員が2千5百円、友の会・期間限定会員だと3千円。テーマは、「馬の真実とよくある勘違い」 で、すべてのレッスンレベルの者が対象になっていた。

グール・J・ワディア先生は神戸生まれで、オーストラリア国籍をお持ちになっている。現在、横浜市にあるアバロン・ヒルサイドファームに所属しておいでで、英国国家インストラクター ( British Horse Society Intermediate Instructor ) でもある。主な経歴は、

1986年、アジア大会にて団体・個人 銀メダル受賞
1988年、ソウルオリンピック馬場馬術代表選手
1988~1991年、全日本馬場馬術選手権4年連続チャンピオン
1983年以来、オリンピック選手・法華津 寛さんの専属トレーナー

で、日本馬術連盟主催の講習会にて講師ならび通訳をお務めになっている。

レクチャーの内容を以下に概説する。

人類と馬との関わりは非常に古い。人類にとって馬は、最初は食料だった。それから物資の運搬や騎乗、戦争に使われてきた。科学の進歩で馬の役割は無くなってしまい、今では主としてスポーツ、レジャーだけに使われている。

馬の行動は、本能に従う先天的なものと、調教に基づく後天的なものとがある。調教された馬は脚や手綱による人間の扶助に応じて行動する。人間の加圧に従って反応する。

この加圧は、ほんの一瞬で充分、長々と続けてはならない。鈍感な馬などいるわけがない。小さなハエ一匹でも反応している。まして人間の扶助が判らないはずはない。扶助に反応しないのは扶助の仕方に問題がある。

例えば速歩中に左折したければ、そのように扶助する。左折するためには余分のエネルギーが必要で、それを与えてやらないと馬は、左折と同時に軽速歩を常歩に変えてしまう。そうでなければ直進を続けてしまう。

上から見た場合、後ろ脚の間に前脚があり、その間に首があり、その間に口がある。このようにきれいな三角形の状態が望ましい。

鞍に乗ってはいるが、裸馬に乗っているように、馬の背中の動きをいつでも感じていなければならない。背中の動きに追従しながら、扶助で馬に指示するようにしたい。

同じ常歩でも速歩でも、歩幅と速度がいろいろある。それも扶助で指示しなければならない。

軽速歩で立つ座るをする際に、足首がぐらつかないように。くるぶしを垂直に保っていないと、馬への指示がつたわらない。脚全体で馬腹全体に指示するなどはできない。脚の一点で馬腹の一点に指示を与える。その指示は一瞬でよく、すぐに加圧を止めなければ扶助にならない。

馬の手入れだが、汚れた蹄は洗ってやらねばならない。しかし、蹄の表面は薄い皮膜が覆っている。ゴシゴシやりすぎてこの皮膜を落としてしまうと、冬だと乾燥しすぎて傷ができるし、夏だと湿気でふやけてしまう。

最後に、馬とのつきあい以上に人間関係を大事にして欲しい。人と人とのつながりがあってはじめて、乗馬も上手くできる。私は8才の時、この神戸乗馬倶楽部ではじめて乗馬し、それから今日まで皆さんとのおつき合いを大切にしてきた。

一応こんな内容だったと思う。しかし、まだ始めたばかりの未熟者なので、意味を取り違えたり、間違ったりしているかも知れない。その場合はご容赦願いたい。

| | コメント (4)

« 2009年10月 | トップページ