カテゴリー「旅行・地域」の記事

2009年11月22日 (日)

金沢、和倉温泉、能登半島 2

まず、輪島の朝市を目指す。360メートルと長い朝市通りには250軒の露天が並び、買ってくれと、呼び声がかかる。日曜日で催しなどもあって、大混雑。駐車場探しの車で大渋滞。探すのに苦労したあげくに、やっと駐車。集合時刻と場所を決めて、一時解散。

解禁になったばかりのカニをはじめ、とれたての魚介類、むしあわび、もみいか、一夜干しなどの海産物、山芋などの野菜類や輪島塗、能州紬、天然塩などが売られている。値札は付いていなくて、値切り交渉を楽しむようになっている。価格を知らないので、安いのか高いのか見当が付かない。

たまたま当日 (11月15日) はマリンタウン特設会場で、輪島かにまつりを開催しており、かに汁、かに飯、浜茹でかになどを用意、生け簀ではズワイガニを大きさで分けて1匹7千円、5千円、3千円などで販売していた。3千円のしかなければ、それを買っているが、大きな7千円のを見ると迷いが生じる。

輪島市が出身地である永井豪 (きよし) の永井豪記念館もあった。入場料500円、マジンガーZ、デビルマン、ハレンチ学園などで育った世代なら、500円は安いのではないだろうか。喜寿の年代にとっては、関心対象外で、入ろうという気がしない。

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少し早めに出発して禄剛崎灯台へ向かう。途中に白米千枚田、窓岩、、曽々木海岸、ゴジラ岩などを見て、禄剛崎灯台に到着。雨こそ降らなかったが、どんよりとした曇り空で、風が強く波が荒い。そのせいか、海上に虹がかかっていた。ここで少し脱線。

1964年5月に友人たち5人、車中泊を含めて3泊4日で、能登半島一週旅行をした。大阪23時15分発寝台急行 「つるぎ」 で6時間半かけて金沢着。羽咋 (ハクイ) から北陸鉄道の鉄道路線であった能登線で三明へ。この線は過疎化とモータリゼーションで1972年6月日全線廃止となっている。

後は遊覧船で厳門 (ガンモン) に行き、以後はバスを利用。富来 (トギ) からバスで2時間もかけて曹洞宗大本山総持寺に参詣。予約しておいた精進料理を、尼僧の接待で食べたが、肩がこった。輪島では輪島塗製造元を見学して、曽々木の窓岩ホテル泊。たっぷり飲んで5人分6千円余りだった。

この窓岩ホテルを車窓から見ることができた。半世紀以上も前のことだから、立て替えてはいるのだろうが、そんなことは判らない。ただ、「窓岩ホテル」 の看板が、一瞬だが見えた。ここからしばらく車中は、喜寿じじいの昔語りに花が咲いた。その古老話をここでも再現しよう。

タクシーを利用して重要文化財の上時国家、下時国家まで往復、窓岩から真浦まで歩く間に、大阪、心斎橋にあるデパート 大丸にお勤めのお嬢さん方3人と一緒になり、合流して観光。バスを乗り継ぎながら、半島最北東端の禄剛崎灯台。バス停から20分も歩いてよしが浦温泉着。

この温泉はまだ電気が通じてなくて、油のランプが主照明、移動は懐中電灯、しかしトランジスタテレビがあった。お酒も飲んだが、8人の宿泊代が合計7160円。当時は10本入りピースが50円、20本入りハイライトが80円、コーヒー一杯は70円ぐらいだったから、思えば安い泊まり賃だった。

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禄剛崎灯台の土産物店を覗くと、いしるを売っていた。いしる (魚汁) は日本三大魚醤の一つといわれ、奥能登地方に伝わる伝統の調味料。輪島港に水揚げされた新鮮なイワシの頭と内臓に粗塩をまぶし、3年間木樽に漬け込む。スッキリした風味で、グルタミン酸とイノシン酸を多く含み、旨味成分たっぷり、とか。

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しょうゆに湯を注いだだけでは汁にならないが、いしるならだしを使わなくても汁のもとになるうま味を持っている。つまりは魚を原料とした濃い口醤油といえる。煮物、鍋物、刺身醤油として使える。買い損ねていたので、早速ここで調達。その時売店の女性に 「ながも」 も買わされた。

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帰ってからネットで調べてみた。ながもは、文字通り長い藻のことで、正式名称は 「アカモク」、粘りがあるのが特徴の海藻。佐渡ではみそ汁や酢の物、わさび醤油などで食べる。もずくと似ているが、それよりも細く味や歯ざわりが繊細で、のど越しが良い、とある。

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買ったのは干物だが、加熱後冷凍保存品もあるようだ。ぬるぬるシャキシャキした食感ながら、特別の味があるわけではなく、特に味蕾を刺激しない。味よりも食感を楽しむ食品のようだ。わざわざ買いに行ったり、通販などで注文するほどのものではない。失敗だった。

禄剛崎灯台の登り口に2~3軒ある飲食店の中で、一番古びた、壊れそうな建物の店に入って昼食。帰る列車の都合で時間があまり無い。一同揃って、「田舎そば」 を注文。予想通りそばも出し汁も絶品でまことに旨い。だが、具が輪切りの大根、小芋、かぼちゃ一切れ、麩というのには驚いた。

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あとは和倉温泉駅目指して、ひたすら走りに走る。駅前に妙な名前の喫茶店があった。「はいだるい」 という名で、看板の上に寝そべった人物が見える。送迎バスの運転手さんに尋ねるも明快な答えがない。帰宅後にネットで調べると、方言で、動きがのろかったり、物事が思うようにいかなかったりするときなどに使う...とのこと。

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2009年11月20日 (金)

金沢、和倉温泉、能登半島 1

14・15日、恒例になっている勤務先の社員慰安旅行に行ってきた。去年は27年ぶりの沖縄 1で書いたように、2泊3日の豪華旅行だったが、今年はいつも通りの一泊にした。大阪駅9時42分発の特急サンダーバードに乗って金沢へ。

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昼食は金沢駅にある金沢百番街内のライオン 金沢駅店の個室を幹事が予約していた。金沢までの車中で一同、ビールをたっぷり飲んできたのだが、それはそれで、あらためてジョッキで旅のスタートに乾杯。時間がないので兼六園だけの観光になり、お城や忍者寺などは諦めた。

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一か月半くらいかかる雪吊り。画像クリックで拡大表示

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雪吊り 掃除が大変
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何度も訪れたコースなので、あまり感慨がわかない。が、若い社員たちが立てた計画だし、まあ、初めての人もいることだから、おつき合いは致し方ない。天候不順だったが、車内や屋内にいるときだけ雨が降って、歩いているときはやんでいた。用意の折りたたみ傘も不要。よほど神通力の強い晴れ男が混じっていたらしい。

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金沢駅は中に巨大な店舗群を構え、飲食店街、デパート、土産物売り店などが揃っている。ありがたいことに喫茶店は分煙性で、コーヒを飲みながらタバコが吸えた。神戸駅を出てから3時間余りの強制禁煙で溜まったストレスを、ここで充分発散して次の禁煙に備える。

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かぶら寿し。画像クリックで拡大表示

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かぶら寿し。画像クリックで拡大表示

主な土産物はここ、金沢百番街で買った。まず、鰤 (ブリ) のかぶら寿し。これは 2006 年1 月 6 日に神戸の泥鰌屋で書いた 「吾作」 へ行くと、冬だと時々食べさせてくれる北陸の名物で、独特の味が忘れられず、買いたいと思っていた。なお重 (なおえ) 076-231-6688 という店で2千百円+クール宅急便代。決して安いものではないことが判った。

次は定番の、鱒押し寿司。創業明治41年という 「ますのすし本舗」 076-223-8086 で、千7百円+宅配便代、こちらもそこそこのお値段。しかし上記のかぶら寿しや、他の寿し類に比べると、量・味共に遜色がなく、お買い得感がある。

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中田屋のきんつば。画像クリックで拡大表示

最後はきんつばの中田屋 076-260-6069 のきんつば。神戸には 2006 年 1 月 28 日に、高砂屋のきんつばで書いた有名なきんつばもあるが、こちらはまた別。「花かさね」 という、ふつうのきんつばときんつば 「うぐいす」 との詰め合わせ。片や小豆、片や青エンドウで、威風堂々と薫風清々と説明書にある。

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中田屋のきんつば。画像クリックで拡大表示

京都は別格として、金沢、松本、松江は徳川時代の三大茶所、お茶の好きな殿様が銘菓を育てた。今もそれらの菓子店は健在で、それぞれの地で賑わっている。訪れる機会があれば必ず買って帰ることにしている。松本については松本市のお菓子と幻の信州そばでも 「開運堂」 のことを書いている。

金沢から再度サンダーバードで和倉温泉へ。宿舎は有名な加賀屋の姉妹店、あえの風。春から夏にかけて、日本海沿岸で吹く、北ないし北東の風をあいの風、あゆの風と呼ぶが、旅館で尋ねると、あえの風とは東風のことだとか。道真の名歌、「コチ吹かば、 匂ひおこせよ 梅の花」 の東風とは違うようだ。

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あえの風という旅館は、すばらしかった。随所に客をもてなす心遣いがみえる。まず、エレベータが速い。カラオケボックスまで用意。風呂場に暗証番号でロックできる貴重品入れがある。風呂で脱いだ草履に番号札を付けて、出たときに同じ草履が履けるようにしてある。

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全室がオーシャンビュー。部屋からは七尾西湾とツインブリッジのと、能登島大橋が見える。大浴場では清潔で快適なサウナに入ってたっぷり汗を流し、湯船につかると、ここからも海が見える。朝風呂に入ってゆっくりくつろぐと、昨夜のお酒も抜けて、また飲めそうな気分。

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部屋に用意されているタオルや歯ブラシは、一部に緑、黄、白の色づけをしており、同室の他人との混用を防止。丹前も大・中・小ではなく、5センチ刻みの長さで用意。ウオッシュレットや室内履き足袋などは、当節、当たり前になってきたが、ここまでの配慮は、さすがに珍しい。

夕食は板前が腕をふるって、珍しい料理をたっぷりで、食べきれない。和倉源泉入りの湯の香豆腐は初物。岩塩スープのしゃぶ鍋には、コラーゲンとヒアルロン酸が入っていた。古代米おにぎりの鯛茶漬けも初めて。黒ごまソースのパンナ・コッタも微妙な味だった。

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朝食は和洋混合のバイキング。大きな部屋に、品数が豊富で目移りがして困る。ついつい取りすぎて、食べきれないほどになり、貧乏人根性まる出しで恥ずかしい。みそ汁も赤だしと白みそのと2種類が用意されているだけでも心遣いが判る。パンや飲み物の種類も多く、満足させられた。

吹き抜けになった地階には巨大な土産物売り場があり、服類まで置いてあった。1階ロビーには朝市があり、海産物や農産物を売っている。これでは、温泉街の土産物売り店などをひやかす必要もない。送迎バスで送ってもらい、駅前の日産レンタカーで10人乗りを借受け、能登半島一週の旅に出発。

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2009年11月14日 (土)

麺通団の讃岐うどん

古希じいの 「食べる話」 ということで始めたこのブログも、ネタがなくて 「食べる話」 は少ないし、アラ古希だったのが、今や77才の傘寿になっている。羊頭狗肉とはこのことだ。「じじいのよもやま話」 あたりが妥当だったか、と反省するも、今さら変えたくない。今日は珍しく食べる話。

麺通団の讃岐うどんを通販で買ってみた。実は、勝谷誠彦の××な日々という日刊メールマガジンを有料購読している。最近は有料のメルマガなんて殆ど無くなってしまったのに、頑固にも有料配信。月875円というのが高いのか安いのか定かでないが、ともかく読んでいる。

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その記事に時々麺通団のことが書かれている。ネットで調べてみると、東京に数店、あとは名古屋、福岡などにあるが、神戸には出店していない。無いとなるとなおさら食べてみたい。で、楽天に出店している麺通団Shopへ申込みをした。麺通団プレシャスうどん6食入り、1,785円(税込)だ。

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10~11分ゆがいて、冷水で締めて...とあるので、10分半で引き上げた。これはすごい。うどんについては、いくらかうるさい方のつもりだが、腰がすばらしい。もっちりした歯触りがなんともいえない。つゆもダシも関係ない。いわく言い難い旨さだった。

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こんな旨いうどんを毎日でも食べられる所が、日本にあるのだ。麺通団よ、是非神戸に店を出して欲しい。できれば神戸駅周辺が望ましい。今の会社に近いので、毎日でも昼食に行けるから。徳島や名古屋までは食べにいけない。当分は通販に頼るしかない。残念だが致し方ない。

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2006 年 1 月 15 日の 「金トビ」 の細うどんで書いているように、当家では 「金トビ」 の細うどんを取り寄せて食べている。これからは、全く対極にあるような麺通団のうどんも食べられる。うどんの間口が広がった。ありがたいことだ。

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2009年10月 3日 (土)

鞆の浦、馬籠宿や妻籠宿、景観保護と生活の利便

広島県福山市の鞆 (とも) の浦で、県と市が進める埋め立て・架橋事業をめぐって、反対する住民ら159人が県知事を相手取り、埋め立て免許の交付の差し止めを求めた訴訟を行った。その判決が10月1日、広島地裁であった。計画は鞆の浦の一部を埋め立て、長さ180メートルの橋をかけようとするものだった。

判決は、その景観について、住民の利益にとどまらず 「国民の財産」 と踏み込み、「景観利益は法律上の保護に値する。」 というものだった。景色を守るために公共事業が止められるのは初めてといわれている。

残念ながら鞆の浦には行ったことがなく、どのようにすばらしい景観かは知らない。今年1月、金子・前国土交通相が 「国民の同意を取り付けてほしい」 と認可に慎重な姿勢を示していたぐらいだから、かなり無理な計画だったのかも知れない。

しかしテレビで見ると、狭い道路をトラックが縁石に乗り上げて対向車を交わしていた。道路沿いに住む人や自動車を運転する人にとっては、橋を架けるなり、別な道路を造るなりして欲しいに違いない。景観や自然保護は難しい問題だが、何とか旨く解決して欲しいものだ。

話は跳ぶが、昔、木曽の馬籠宿、妻籠宿に行ったことがある。江戸時代の中山道が見事に保存されていて驚いた。しかもナントカ・ランドのように、建物が建っているだけではなく、観光に生かしながら、昔の面影が残る家々で生活しておられた。ずいぶんと不自由な生活を強いられている。

売店の方におうかがいすると、街道筋にあった電柱を移転し、軒先への電線・電話線も各戸の裏側からの配線に変更した。テレビアンテナや自動販売機から、冷蔵庫、洗濯機、蛍光灯照明に至るまで、街道から見えないように配慮されている。簡単には増改築も許されない、とのこと。

馬籠宿や妻籠宿は景観のすばらしい観光地だが、一生に1回、多くても数回しか訪れない。そのために現地の人たちは、毎日大変な不自由を堪え忍んでいる。若い人たちはその生活に耐えられなくて、都市へと流出し、高齢化、過疎化が進展する。それでも観光地として生活する以上はやむをえないのか。

しあわせの村からは明石海峡大橋がよく見えるが、橋の近くには展望台もあり、今では橋自体が景観の一部になっている。「ルミナス神戸2」 の神戸港クルーズや明石港から出る明石海峡クルーズでも、この大橋が重要なポイントになっている。乗客は橋を横から、下から見て撮影している。

橋のおかげで四国は近畿経済圏に組み込まれ、物流は私たちの生活を潤している。フェリー業界は乗客が減って困っているが、神戸からみて四国は近くなった。徳島に実家のある友人も、おかげで日帰りできるようになりました、といって喜んでいる。琵琶湖大橋についても同じことがいえる。

歴史に 「たら、れば」 は無意味かも知れないが、もしかりに、お金を全くかけないで、明石海峡大橋を撤去できるとしたら、どうだろう。撤去して元の明石海峡に戻して、景観を守るだろうか。それならいっそ、もっと戻して地引き網があった須磨の海岸に戻して欲しい。

「里山を守ろう」 という取り組みも全国にあるが、元々照葉樹林に覆われていた日本列島に、農耕するわれわれの先祖たちが住み着き、照葉樹を切り倒して自然を破壊した結果、里山二次林が生まれた。その後里山は農家の生活を支えてきた。

しかし、電化が進み石油燃料が使われるようになって生活様式が変わり、里山の必要性がなくなった。農業の進化も影響している。放置すれば元の照葉樹林に戻ってしまうのを止めることが、自然保護になるのだろうか。

そもそも人類の歴史は、景観や自然環境を変更し、破壊することで進んできた。地球の生態系を壊し、変えてきた。そのことによって人類は、便利で暮らしやすい生活を築いてきた。環境と暮らし、この二律背反的な命題は、簡単には解決できない難しい問題だ。

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2009年9月27日 (日)

神戸 しあわせの村通信 43 リサイクルバザー

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今日のしあわせの村では、しあわせの村第2回 リサイクルバザーが開かれていた。しあわせの村ホームページの表示によると、

開催時刻:午前10時から午後3時
開催場所:しあわせの村 中央緑道

出品内容:ご家庭で不要になった衣類、特に子ども服や靴などの出店が約8割と多くを占め、その他食器類、婦人服、紳士服など多彩な品物が並ぶ

出店数:神戸市内最大級の規模200ブースを予定
主催:財団法人 こうべ市民福祉振興協会

秋の訪れを感じるしあわせの村で、“リサイクルバザー”を開催いたします。ご家族やお友達と是非お出かけ下さい。あなたの必要とする品物ときっとめぐりあえますよ。

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だった。出店数の実数は107店だったようだが、賑わいは大変なものだった。もっとも、朝のウオーキング途中での実見で、開始前の9時半頃のことだったから、その後のことは知らない。それでも既に駐車場は満員で、臨時駐車場が開設されていた。

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もう開店している店もあったが、駐車場から商品を運んでいるグループも少なくなかった。ブースが並ぶ中央緑道は、猛烈な混雑で、歩いていて人にぶつかりそうになる。普段は閑散としており、犬を連れて散歩している人影がちらほらの風景が、嘘のような、芋の子を洗うような人出になっていた。

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子供の服や靴、男女の衣服の他に、ぬいぐるみ、CDや書籍、食器類、包装箱入りのタオル、ネックレスなど女性装身具類などなど、雑多な商品が並べられ、早くも売れていた。

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2009年9月22日 (火)

推奨できる神戸の飲食店20傑

「食べる話」 を書こうと立ち上げたブログなのに、材料が行き詰まったまま、園芸や昆虫、しあわせの村、乗馬などなど、大風呂敷を広げて脱線が甚だしい。ここらで初心を思い出して、今までの記事から 「自信を持って推奨できる神戸の飲食店20傑」 を抜粋することとした。

中華料理店には2種類があり、結婚式の披露宴など大規模な宴会ができる老舗の店としては、東天閣、第一楼、神戸飯店などと、一人でも入れて単品が注文できる、いわゆる街の中華料理店とがある。下記の別館牡丹園や小小心縁などは後者に入る。

お勧めは和洋中などの食種によるし、あくまで独断と偏見に支配された選択だが、雑然と思いつくままに列挙する。

NO 種 類 住 所 電話番号
店 名 ホームページ 古希じいのブログ
説        明
泥鰌屋 中央区元町通2丁目 078-321-0539
吾作 なし 神戸の泥鰌屋神戸の泥鰌屋、吾作再訪
柳川鍋 (1,500円) もよいが、泥鰌の姿そのままの泥鰌スキ (1,800円) がおすすめ
鰻の蒲焼き 中央区元町通3丁目 078-331-2845
青葉元町店 なし 鰻の蒲焼き
蒲焼き定食で3千円ほど、高級店
鰻の蒲焼き 須磨区平田町2丁目 078-731-4055
加奈井 なし 鰻の蒲焼き
こちらも蒲焼き定食で3千円ほど、高級店。関東風の白焼きで、焼き上がるのに時間がかかるので、電話で到着時刻を予約するとよい
和食・海鮮料理 兵庫区中道通1丁目 078-578-1788
富屋 なし 安くて旨い店を見付けた
安くて新鮮、庶民的、品揃えも豊富で、何種類かある定食が千円ほど
昼食 中央区多聞通2丁目 078-371-4060
魚彩家 しぶき 魚彩家 しぶき しぶき
昼食は「しぶき弁当」 と 「豚の角煮弁当」 だけ。千円でおつりがあり安くて美味い。夜は高い
天ぷら ホテルオークラ内1階
和食堂 山里内
078-333-3527
にしき ホテルオークラ 天ぷらの 「にしき」
場所柄で高価だが、カウンター目の前で揚げてくれる。お昼の定食が3千円
パン・
サンドイッチ
中央区生田町4丁目 078-231-6051
フロインドリーブ FREUNDLIEB パン 第2部
安くて庶民的ながら、味は抜群、パンは全国的に有名
和風ステーキ 中央区北長狭通1 078-392-1770
神戸菊水北野坂本店 神戸菊水 神戸のステーキ 第2部
2階、お昼の定食:2,500円、夜:8,000円。目の前の鉄板で焼いてくれて、お箸で食べる
和風ステーキ 中央区元町通7丁目 078-351-1011
大井 神戸大井 神戸のステーキ 第2部
お昼のステーキランチでも5,500円と高い
10 タンシチュー 中央区東川崎町神戸ハーバランドモザイク1F 078-360-6728
中央亭 西洋料理明治屋 神戸中央亭 神戸のタンシチュー
タンシチュー定食・ビーフシチュー定食:3,050円だが、スープとサラダを両方注文すると、も少し高くなる
11 台湾料理 中央区元町高架通1 078-331-5385
丸玉 (マルタマ) 食堂元町店 なし 丸玉食堂
腸詰めとローメンがお勧め、安くて美味い
12 広東料理 中央区元町通1丁目 078-331-5790
別館牡丹園 神戸元町別館牡丹園 別館牡丹園の中華料理
私のブログで紹介しているサンチョイ・パウ・ヨクソンとは、「レタス包み」:2,310円=定番人気メ二ューで、レタス包みの常識を覆す味。牛肉と玉子のご飯:1,050円、 五目焼きそば:1,260円
13 豚まん専門 中央区元町通2丁目 078-331-7714
老祥記 なし 老祥記(紀)
味は確かに抜群で、連日行列ができている
14 中華料理 中央区栄町通1丁目 078-321-3434
小小心縁 (ショウショウシンエン) なし 中華料理の
小小心縁
コースによる小宴会もできるが、焼きそばなどの単品も可。安くて美味い
15 すし 須磨区須磨寺町1丁目 078-731-4716
志らはま寿司 なし 「志らはま寿司」 の穴子
真言宗 須磨寺 の参道にあり、月例 縁日の20日・21日は参拝客が多く、店も混んでいる。安くて旨いが、穴子のにぎり寿司は特に美味。カウンター席はなく、全部がテーブル席
16 スパゲッティと
サンドイッチ
中央区元町通3 078-334-1576
フリュティエ コム・シノワ元町店 コム・シノワ フリュティエ コム・シノワ
ケーキ屋さんだがスパゲッティとサンドイッチが旨い。いつも女性客で満員
17 出石 (イズシ)
そば
中央区小野柄通7 078-232-3355
千人代官 千人代官 千人代官、西山酒造の 「小鼓 (こつづみ) 」 を賞味
出石皿そば 850円、天ぷらと出石皿そば 1,680円。黒っぽい独特のそばで、皿を何枚食べられるか。通常は5皿なので2皿ほど追加する。わんこそばみたいな感じ
18 和食 中央区下山手通4丁目 078-321-6810
八房和膳 鯉川 八房和膳 鯉川 八房和膳 鯉川
12時半までは八房弁当:880円だけの単品メニュだが、内容から見て安すぎる感じ、以後は八房御膳:1,500円、八房和膳:2,500円も。県庁近くのオフイス街なので混んでいる
19 和食 中央区元町通3丁目 078-322-3019
はし野 なし 日本料理 「はし野」
小さい店ながら、高級割烹の雰囲気、味は申し分なし。お茶が無くなると黙っていても注いでくれる。お昼の懐石料理、天麩羅懐石は2,625円、夜は高い
20 焼き肉 長田区若松町3丁目 078-611-4837
焼き肉 なし 焼き肉 冨士
黒毛和牛をあっさり塩ポン酢で旨い。スタンダードコースは特上ロース一枚焼き+塩タン+豚トロ他で2,625円、ユッケ1,029円など、場所柄か安くて庶民的

神戸にお土産らしい名産品のようなものは特にない。上記 [7] パン・サンドイッチ 「フロインドリーブ」 でパンを買って帰る人はかなりいる。
また、[13] 「老祥記」の豚まんもお土産になっているようだ。
甘いものなら 本高砂屋 (古希じいの高砂屋のきんつば)が有名。
焼豚を買って帰る人も少なくない。旨くて有名な店は、新生公司元町本店。

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2009年9月 9日 (水)

喜寿祝い・新舞子・室津・赤穂 2

翌朝はゆっくりと出発。赤穂観光は、みんな何度も来ているからと、敬遠。暑い日差しを浴びながら、室津の遊女屋跡が並ぶ石畳を歩いてみたが、お寺がやたらに多く、嘗ては殷賑を極めた名残がうかがえた。競り市の終わった市場の横では、朝市風に魚類を売っていた。

春の梅林や冬の牡蛎祭り時分なら賑わっているかも知れないが、なにしろシーズンオフなので閑散としていた。早々に車に戻り、次は赤穂市坂越 (さこし) の坂越大道へ。「忠臣蔵」 という清酒を造っている奥藤酒造 (おくとうしゅぞう) とゆう酒蔵で展示物を見て、利き酒をいただく。

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ここは江戸時代の雰囲気漂う建物が並んでいる通りで、郷土資料館にも入ってみた。平均身長150センチという江戸時代の建物らしく、天上が低く、畳も小さい。浜風が通り抜け、風鈴が鳴って涼しい。ふるまって頂いた麦茶が冷えていて美味かった。

いよいよ昼食だが、松前寿司と穴子のにぎりとが美味しいと評判の店、「まるみ吉まん」 へ。いかにも職人気質まる出しの、田舎っぽい感じのおやじさん夫婦だけでやってる店。ご注文頂いてから作りますから、時間がかかりますよ、とのこと。熱~いお茶が出てきた。

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松前も穴子も2人前ずつで、1人前はない。どちらも2人前でそれぞれ1匹を使うので、一皿が2人前になってしまう、とのこと。2人前一皿でどちらも2千余円プラス消費税。しじみ汁または赤だしが5百円プラス消費税で、高いようだが、直径15センチ超の大鉢に入っており、量からいって不満はない。

結局、松前と穴子とをそれぞれ1人前ずつ食べた。とても旨かったが、量が多くて最後の2貫ほどは、みな、無理矢理に押し込んだみたいだった。壁に貼られた値段表を見ると、他に、うどんが6百円、きつねうどんは8百円とあり、一般の値段よりは高いようだが、それなりの趣向があるのかも知れない。

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松前寿司は2千円、3千円、4千円の3種類がある。説明によると鯖が違うそうだ。サイズも違って、2千円のは1本8貫だが、4千円の方は12貫になるとか。松前は大好物なので、奮発して4千円のを1本、お土産に買って帰った。帰宅して開けてみると、さすがに見事な松前で、旅の余韻を反芻できた。

還暦や古希の時にもそれぞれ盛大なお祝いをして頂いて、今度は泊まりがけのお祝い。持つべきものは友人で、便々と生きてきただけの、これといって何も残ってはいないが、この友達だけが生きてきた証しというか、残された財産といえる。すばらしい宝物に囲まれて、長生きはしてみるものだと、つくづく思っている。

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2009年9月 8日 (火)

喜寿祝い・新舞子・室津・赤穂 1

77才になったということで、若い仲間、といってもアラ還の友人たちだが、喜寿のお祝いをしてくれた。本来、還暦でも古希でも喜寿でも、数え年が本当、というか昔は数え年が普通だったはずだが、最近はまぎらわしいので満年令になっているようだ。

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ただの宴会では頼りないと、自動車を連ねて、一泊の旅行になった。宿泊先は、潮干狩りで有名な新舞子にある懐石宿の 「潮里 (しおり)」 だった。コンクリート造りながら、2・3階建てのこぢんまりした旅館で、小グループや家族連れ向きになっている。

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シーズンオフの暑い最中にもかかわらず満員で、世の不景気風には関係ないようだ。懐石宿というだけあって、夕食は豪華な料理が並び、しかも品数が多くて、次から次へと凝った料理が運び込まれる。ビールやお酒をたっぷり飲みながらの賞味なので、なかなか食べきれない。

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旨いものを食べる時はアルコールを減らせば、たくさん食べられるのだが、飲み助はそうはいかない。旨いとますますお酒が進むという逆体制になる。鱧ざく、しゃこ、土瓶蒸し、新鮮な刺身の盛り合わせ、松茸ご飯と続いた。鱧といちじく田楽の朴葉焼きや鴨のすき鍋なども珍しい料理で、満足させてくれた。

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おまけに皆さんから記念品まで頂いてしまった。熱伝導率が高いために保温効果が大きいといわれる錫製のぐい飲み、おめでたいので紅白2個のセットだった。2007 年 8 月 17 日の酒燗器(ミニかんすけ)で書いたが、日本酒は錫製のチロリで燗をしている。これからは杯まで錫製になる。

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3階にある風呂場のテラスには、一人用の小さな露天風呂が付いていた。焼き物の瓶が風呂桶になっている変わったもの。ここが最短距離とかで、今年5月21日の家島の鯛網に行ってきた 前編や同25日の家島の鯛網に行ってきた 後編で書いた家島が正面に見える。少し離れて右手には小豆島もみえるが、少々霞がかかっていて写真には上手く写らなかった。

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翌日の朝食も 「懐石」 の名に恥じない味覚だったが、さすがにそう珍しいものは出てこない。一夜干しカレイの網焼き、温泉卵、野菜サラダ、味付け海苔などなどだったが、「キノコのり」 という佃煮が珍しかった。いい味がしていて、酒の肴にぴったり。お土産に買って帰った。

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相生市にあるヤマハ物産という、ウェブサイトも無いような小さな地場産業が製造している。えのき茸ときくらげ、なめこの佃煮だが、旨さが光っている。ありがたいことに、この旅館の売店で売っていた。帰宅後早速開けてみたが、間違いなく旨い。旅館で食べたのと同じ味がする。

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旅先で味が気に入ったからと買って帰っても、なにやら旅館で試した味と違っていてがっかりさせられることがよくあるので、これは大丈夫だろうかと案じていたが、同じ味覚と舌触りで満足している。

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2009年5月25日 (月)

家島の鯛網に行ってきた 後編

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時速45キロのクルーザー。写真クリックで、画像拡大

シロウトのわれわれは、大漁だと思ったが、漁師さんにいわせると、この日の漁は、不出来だったそうだ。それでも、写真のような大鯛や同じぐらいのサイズをしたヒラメなども獲れた。養殖ではなくて天然物なので、このヒラメ一匹でも1万円はくだらない、というのも数匹入っていた。

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2時間ほどかけて網漁は終わり、漁師さんたちが手分けして、獲物を締めていく。それを持参のトロ箱に氷と一緒に詰めて、荷造りをする。これはお持ち帰り用のおみやげ。それから17人、狭い道を漁師さんの家族3人がかり、軽4のピストン運転で、岸壁近くにある漁師さんの家へと向かう。

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ビールと焼酎が出て、漁師さん一家の大盤振る舞い。鯛の大きな舟盛り三つから始まって、塩焼き魚、煮魚、鯛のかぶと煮、南蛮漬け、出るは出るは、とても食べきれない。食べたことのなっかった鯖のたたき、地元産の海苔を使ったおにぎりも旨かった。

鯛そうめんといって、大皿の中央に大きな鯛の煮付けがデーンと鎮座していて、周りにそうめんが並んでいる。贅沢な話ながら、もう鯛は食べられない。そうめんの小塊をその煮汁につけて食べる。あっさりしていて、これがまた旨い。お腹はもうぱんぱんなのに、口卑しく、まだ食べる。

また、軽4ピストンで岸壁へ。そこから先ほどのクルーザーに乗せてもらって、姫路港へ。帰神後は馴染みの居酒屋、マルズさんへ。これまた馴染みのすし店、寿司忠さんのオヤジサンと若いニイチャンが包丁・まな板持参で来てくださった。

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別な寿司店をやっているマルズの息子さんも参加して、お土産獲物のウロコ落としや三枚におろしたり、刺身にしたりの大活躍。それを待つ間に、ビールやお酒で喉を潤しながら、できたての刺身を食べたり、マルズの料理をつまんだり。いくらでも入るお腹に、吾ながら驚きつつも舌鼓。

一同、夕方にはそれぞれお土産をたんまり持って帰宅。家でも、ご近所さんに配ったり、冷凍保存したり。さすがに、もう魚は顔も見たくない。それにしても、たくさんの皆さんに、ずいぶんお世話になってしまった。お世話のなりっぱなしで、いささか気の重いことだが、いかんとも致しがたい。

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2009年5月21日 (木)

家島の鯛網に行ってきた 前編

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家島出身の友人がいて、彼の企画で、一泊二日がかり、家島の鯛網を見に行ってきた。といっても、鞆の浦などにある観光用鯛網とは違う。彼の友人の漁師さんが、毎日仕事でやっている網漁の船に便乗させていただいた。甲板の上で、仕事の邪魔にならないように注意して、鯛網漁を見せてもらった。

男女合わせて17名のイベントだったが、そんなに大きな漁船ではないので、全員は乗り切れない。というか、無理に乗っても漁の仕事がよく見えない。で、別な知人が、かなり大きなプレジャーボートを出して下さって、ちょうど屋形船から鵜飼いを見物するように、大接近して観せて下さった。

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当初は、姫路港から海上タクシーをチャーターして、島巡りをしながら家島本島の宿舎に行く予定だったが、その知人の方が、プレジャーボートで姫路港まで迎えに来てくださった。男島 (タンガ)、坊勢 (ボウセ)、西島と周り、土産物店にも寄ったりしながら、本島まで送っていただいた。

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本島の港には 「いえしま荘」 の自動車が迎えに来ていて、神戸を出てからほとんど歩くこともなく宿舎に入った。「いえしま荘」 は、以前に泊まった時は町営だったと思うが、今は民営になっており、きれいな建物と美味しい料理とでもてなしてくれた。宴会の後はそのままカラオケ大会になった。

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「いえしま荘」 の前で。写真クリックで画像拡大

今年はクラゲの当たり年とかで、引き上げられた網の中には、大量のクラゲが混じっていて、それを小さな手網で掬って海へ戻すのに、漁師さんたちは大汗をかいておられた。ふだん見かける半透明の白いのではなく、半透明の身体に茶色い線が放射状に入ったクラゲで、アカクラゲではないかと思うも定かでない。

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クラゲの足が魚のエラに入ると、魚が死んでしまうとか。20センチぐらいの小魚が何匹も網の中で、クラゲに混じって死んでいた。サギらしき鳥が船の周りを、たくさん飛んいたが、海に放り込まれた死んだ魚には見向きもしなかった。生きた魚しか食べないのかも知れない。

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